高田馬場「とん太」とんかつの名店

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高田馬場駅から徒歩5分。新目白通り沿いにある「とん太」は密かに健啖家をうならせるトンカツ専門店だ。主人は職人というよりは芸術家然とした風貌。伺えば自らクラリネットを奏で、ともに店を切り盛りする女将はチェロをたしなむクラシック愛好者なのだ。また、陶芸も玄人跣(はだし)で、座敷の棚には2人の作品がずらりと並んでいる。

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池袋南口「ラシーヌ」人気ビストロのサラダ

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あるイタ飯屋で、

「このサラダのソース美味しいね」

っていったら、

「池袋のラシーヌの方がもっと美味しく感じるんだけど」

と言われ、さっそく池袋南口「東通り」沿いにあるこの店を訪れた。自家製のパン各種がウリで、ランチはパンの食べ放題で、女性客に人気を博しているビストロのようだ。

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志村坂上「銀龍」町一番の人気の中華屋

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都営三田線「志村坂上駅」の小豆沢周辺は、印刷や製本会社、出版の取次(問屋)が点在する町だけど、本や雑誌がまるで売れなくなり、この業界は不況。合併や倒産が相次ぎ、取次の栗田出版販売、日本雑誌販売はなくなりね、現存しているのは中央社と協和出版販売だけになってしまった。また巨大な凸版板橋工場があり、夜勤明けに訪れる朝からやっている店も多くある。環八沿いに小学館の持ち物だった小豆沢ガーデンは複合の買い物施設「セブンタウン小豆沢」に姿を変えた。

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御茶ノ水「ジャズオリンパス」真紅のカレーライス

DSC01019重厚なJBLのスピーカーからダイナミックな音が響き渡る。ジャズのアナログ盤にこだわった通が集う憩いの空間は、昼はランチ、夜はバーに姿を変える。

まさかこんな洒落た空間に、胃袋を躍動させるカレーがあるなんて想像もしていなかった。開店はおよそ5年前である。

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神保町「共栄堂」カレーライスの老舗、スマトラカレー

神田神保町の老舗カレー専門店「共栄堂」のスマトラカレーをご存知か。

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共栄堂に出合ったのは学生の頃である。恥ずかしながら僕は文学青年で、神保町の古本屋で初版本や絶版本を漁る日々を過ごしていた。お目当ての本が見つかれば、この界隈の「古瀬戸」、「ミロンガ」、「さぼうる」という喫茶店で過ごしたものだった。ちょいと小銭があれば、神保町名物「いもや」のとんかつか、天丼なのだろうが、僕の場合は決まって「共栄堂」のカレーだった。 家庭のカレーから脱皮し、インドカレーの魅力にはまった頃だったが、ここのカレーはどのジャンルにも属さない味わいのカレーで、茶褐色に佇む色合いのソースは、トロトロで心地よくネットリト舌に絡み付く旨味。その仄かなビターの舌触りは、背伸び盛りの僕にとって大人のカレーを感じさせてくれた。

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椎名町「おさむ」行列のとんかつ屋

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方々のトンカツを巡ってきたが、これほどコストパフォーマンスの優れた店に出合ったことがない。

西武池袋線「椎名町駅」から目白通り方面へ徒歩8分。静かな住宅街の細い路地裏の一隅に「おさむ」がある。開店前から常に4、5人の行列、店内へ赴けばちょいと居酒屋風情の白熱灯の落ち着いた店内、厨房を囲むようにL字型のカウンター9席、小上がり4人席が2卓ある。

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桜台「東嶋屋」極普通のそば屋さん、カツ丼、カレー丼

僕の場合、飲みすぎた次の日はカレーライス、ラーメン、かつ丼ってことが多い。

この日は無性に蕎麦屋のカレー丼とかつ丼が恋しくて、たまたま通りかかった蕎麦屋を見つけて突入した。

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立石「洋食工房ヒロ」デコレーションの美しい洋食

 この界隈は、呑み助の間では大衆居酒屋の聖地と認識されているけれど、実は洋食の隠れた名店があるのだ。

京成立石駅をイトーヨーカドー側に降り、線路を右手に見ながら脇の道を四ツ木駅方向へ歩く。5つ目の踏切を左折すると左手に「洋食工房ヒロ」があらわれる。7、8分といったところか。

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 ご主人の飯田裕史は浅草の名店「ヨシカミ」で12年コックとして働き、満を持しておよそ8年前に地元立石でこの店をオープンさせた。ご主人の姉と親戚の叔母と3人で店を切り盛りしている。

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門前仲町「こうかいぼう」ホスピタリティのいい美味しいラーメン

ご夫婦で切り盛りされる店内へ足を踏み入れると、実に気持ちのいい対応で迎えてくれる門前仲町にある「こうかいぼう」。

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 店名の由来は「広く皆様に望まれる店になるように」との願いをからだとか、接客にその心があらわれていて、ラーメン屋には珍しく極めてホスピタリティの高い店である。

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葛西「独一処餃子」手作りの旨い餃子

「家族でいつも行ってる餃子屋さんがあってね、すごく美味しいのよ、小野君も行ってみて」

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江戸川区葛西にある「独一処餃子」を知ったのは、中学時代の同窓会の席で、昔好きだった彼女からの口コミだった。十数年前のこと。

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鶯谷「ビクトリア」住宅街にひっそりと佇む、隠れ家的洋食

JR鶯谷駅北口から、言問通りを越えて尾竹橋通りをちょいと進むと、右手に「根岸小学校」、その角を右折し、15メートルほど行った先に、こぢんまりと佇む下町の洋食屋「ビクトリア」が現れる。

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創業は昭和27年。二代目主人大原俊一氏と奥さんで切り盛りする店内は、カウンター4席、テーブル18席ほどで、昼時はいつもサラリマンやOLで満杯だ。

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新橋「ザ・カリ」行列必死のカレー専門店

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新橋烏森口から徒歩7分。繁華街の喧噪からちょいと離れた立地ながら、カレーマニアに絶大な人気を博す「ザ・カリ」は、近隣のOL、サラリーマン、遠方からの来客で日々賑わっている。店内はコの字型のカウンター10席のみ。昼時は行列必至だ。

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茅場町「牛幸本店」限定30食のハンバーグ、12時に完売

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茅場町にある「牛幸」は、ある店の取材の帰りに偶然発見した、10年ほど前のことだ。 「なんだこの行列は! 明日もう一度確かめに来るか……」 ということで、翌日の11時頃に訪れた。

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浅草橋「水新菜館」人気の中華料理屋

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浅草橋界隈は、色々な問屋が点在している。特にビーズ、スワロフスキーなどのデコレーションパーツの専門店が数多く犇めいている。僕の身近にも、財布やスマホなどを装飾するデザイナーの女性がいて、

「自分で素材を加工するのもあるけど、材料の大半は浅草橋で買い付けてくることが多いわね」

と彼女が、買い付けの帰りに立ち寄るのが「水新菜館」で、

「いろいろ食べるけど、やっぱ、あんかけ焼きそばがいいわね」

と教えられ、食べに行ったのが一昔前のことだ。

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高島平「ホワイト餃子」独特な形状のおいしい餃子

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ホワイト餃子は野田が本店で、暖簾分けした店が方々にある。ここもその一つ。この店はかつて都営三田線の「蓮根駅」近くにあった店で、十数年前にこの高島平の首都高5号線高架の道路沿いに移転してきた。

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浅草「百里香」激ウマカレー

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浅草、浅草寺裏手、国際通りの交差点に近い言問い通りに垂直に面した千束通り商店街のはずれに、取材拒否のカレーの名店「百里香」がある。

この店を知ったのは10数年前。近所に「乙姫」という煮込みがめっぽう旨い居酒屋(閉店)が開店前だったので、当たりを徘徊していて偶然見つけた店だった。

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神楽坂「インドール」狭小カレー屋

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神楽坂、靖国通りに面した狭小のカレー屋「インドール」をご存知か。

随分昔にカレーの食べ歩き(いまもそうだけど)に勤しんでいた頃、この店も当然訪れている。でもここに立ち寄るときは「豚肉の生姜焼き」の記憶ばかりで、肝心のカレーライスの思い出が全くないのだ。飯田橋での打ち合わせの帰りに5数年ぶりに店の前に佇み「なんでだろうと…」と首を傾げながら暖簾をくぐった。とんかつも食べたかったので、

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毎日が昼めし日和、たまーに居酒屋。