巣鴨「阿季」味わいのある居心地のいい酒場。


「いい酒場見つけましたよ。今度行ってくださいよ」

とボンボン社長からの情報。巣鴨、地蔵通り商店街の横丁にある「阿季」という酒場で、ボクも前から気になっていた店だった。

歴史を感じる煮〆った外観。店内はカウンター8席に小上がり2人席1卓に4人席が2卓。常連客で賑わっていた。

「いらっしゃい」

まずはハイボール。お通しはホタルイカ。

女将さんはほっかむり姿。どこか漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』のお年を召したアシリパのようだ。お手伝いは50前後の綺麗な方で、原田美枝子を細面にした風情。

ひたすら寡黙に酒を飲む。常連は地元の話題で主席が盛り上がる。

「燗酒ください」

「お客さんも日本酒好きなんですか」

と隣の現場系のお兄さん。

「ええ大好きです」

「ボクもなんですよ。こっちも熱燗お願いします」

彼の地元は横浜で、現場がこの近くにあり、ちょっと前に仕事の帰りに寄ってからすっかりここが気に入ってしまったとのこと。そしてこの日はわざわざ横浜から出向いたそうだ。

ハタハタの干物。これ骨まで喰える、日本酒にピッタリ。

そして小茄子とタクアン。酒が進む。2時間ほど酔いしれて店を後にする。アシリパ女将と細面の原田美枝子似も気さくで実に心が和んだ。

後日、庚申塚から地蔵通りを巣鴨方面へプラプラ。途中通りでおばちゃんがマグロ丼の客引き。この風景も前から気になっていたので、つられて店に行ったらなんと「阿季」だった。

2種類のマグロ丼は新鮮で実に旨い。

酢飯ではなくあたたかなご飯、醤油の塩梅もいいし、お新香、みそ汁、湯豆腐がついて950円。アシリパ女将はボクにまったく気づかない。そりゃそうだ1回しか行ってないから。伺えば土・日・祝・縁日の昼だけマグロ丼を提供しているそうだ。また夜に伺おう。

〈店舗データ〉

【住所】東京都豊島区巣鴨3-20-17 電話03-3951-6262

【営業】平日・土・祝17時~21時30分 土・日・祝・縁日11時~売り切れまで

【休日】日曜日の夜

【アクセス】都営地下鉄三田線「巣鴨駅」A3出口から徒歩2分 JR山手線「巣鴨駅」から徒歩4分


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