志村坂上「銀龍」町一番の人気の中華屋


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都営三田線「志村坂上駅」の小豆沢周辺は、印刷や製本会社、出版の取次(問屋)が点在する町だけど、本や雑誌がまるで売れなくなり、この業界は不況。合併や倒産が相次ぎ、取次の栗田出版販売、日本雑誌販売はなくなりね、現存しているのは中央社と協和出版販売だけになってしまった。また巨大な凸版板橋工場があり、夜勤明けに訪れる朝からやっている店も多くある。環八沿いに小学館の持ち物だった小豆沢ガーデンは複合の買い物施設「セブンタウン小豆沢」に姿を変えた。

この近所に、昔よく通ったきしめん屋「宝来屋」があったんだけど、ここの手作りのコロッケが抜群にうまかった。でも5年ほど前にオヤジさんは娘さんの実家にお世話になり閉店、その跡地はモダンなアパートになってしまった。

 

中華料理屋も数多くあるけど、断トツ人気店は派手な外観の「銀龍」だろう。

この店の従業員のおっさん達はみな丸坊主だけど、威圧感はなくみなニコニコと微笑んでいる、ホールのオバちゃんも実に感じがいい。(平日は可愛いお姉さんがホール係)

何年かぶりに訪れ、この日は「ナス味噌炒め」と「肉そば」、「餃子」を注文した。

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ナス味噌は甜麺醤で味付けされているが、いたずらに甘くなくナスのしっとり加減が絶妙で実に美味。

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肉そばはほとんどの店では醤油ベースだけど、ここはタンメン風、柔らかでツルツルのストレート麺、塩スープも奥深い旨みで、中を探るとゴロンと肩ロースと思しき豚肉がいい。

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餃子の味わいは極めて普通だけど、悪くはない。

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また別の日に「ワンタン麺味玉付き」を注文、潔いさっぱりとしたスープにストレートの細麺、しっかりと下味のついたツルツルのワンタンが5つ、これも何気なく旨い。その他「ニラ玉定食」もおすすめで、たっぷりのニラと卵がまるでオムレツのようにかたどられ塩加減も最高だ。

この辺の雰囲気がなんだか好きで、よく徘徊する街なので、その他のおいしい店を紹介していきたい。


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