ちょっと前まで西武新宿線「中井駅」はまるで縁がなかった。だけど、中野にある「川次郎」という鰻串居酒屋から独立した「くりから」に通うようになってから、この界隈をよく訪れるようなった。
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パンジャビラムチョップ
北インド、カシミール地方の羊を使ったムガールカレー「ローガンジョシュ」を簡単アレンジ。
日暮里「花家」甘味屋の美味しい餃子&タンメン&ラーメン
JR「日暮里駅」の改札を出て左手を行くと、通称「夕焼けだんだん」という谷中銀座に抜ける階段がある。その手前右手に甘味屋「花家」がある。
この界隈は谷中霊園をはじめ、方々にお寺が数多く点在し、江戸の情緒を色濃く残す谷中、根津、千駄木に通じる風情のある街並みが連なる。
また明治から大正にかけて美術運動の指導者として名を馳せた岡倉天心の「岡倉天心記念公園」や、早稲田大学のガウンをまとった大隈重信の立像などを手掛けた朝倉文夫のアトリエ兼住居跡の「朝倉彫塑館」など見どころもあり、散策にはもってこいの地域である。
新宿「プリーズカフェ」頃合のいい喫茶店のモーニング
朝方、新宿で用があるときは東口なら「ベルク」だけど、西口なら「スバルビル」地下1階にある「プリーズカフェ」を訪れる。この喫茶店はなんといってもコスパがいいし、ゆったりできるのが最高だ。東口は「紀伊國屋書店」、西口は「ブックファースト」のいずれも開店30分前に訪れることが多い。
トルコ風水餃子 -トマト・パセリバターソース
小野流オリジナルレシピ。トルコに「マントゥ」という水餃子がある。本来は厚めの皮でしっかりとして歯ごたえがあり、ニンニク風味のヨーグルトソースがかかったもの。それをアレンジした料理だ。
池上「よっててい」工夫が散りばめられた屋台を思わせる美味しいラーメン
蒲田のとんかつ屋「丸一」を楽しみにして店の前まで来てんだけど、シャッターが降りている。
「あ~失敗した。今日休日だったか、どうしようかな…」
一瞬、荏原中延の「多賀野」に寄ろうかなとも考えたけど、急きょ東急池上線に乗って「池上駅」で下車することにした。
「このへんにワンタン麺の旨い店があるって言ってたよな」
と友人の話を思い出し、店の前まで来るとサラリーマンの列。開店末分前だった。
高円寺「キッチン南海」いつもの美味しいカツカレー
阿佐ヶ谷をプラプラしていて、めぼしい店がなく、JRの高架下の遊歩道から高円寺北口にたどり着く。「天すけ」に行ったところ長蛇の列。
「まいったな~。じゃ『太陽』でラーメンと餃子にしようかな…」
「太陽」の店の前に来るとここも混雑していて、今日はなんだかガヤガヤした店には入りたくない気分。再び北口を徘徊していると「キッチン南海」にたどり着いてしまった。このパターン多いよな。中は比較的空いていたので突入。
大久保「鉄板バーはち」のカレーのっけ焼きそば
ダンチュウ7月号(カレー特集号)で記事掲載
6月6日発売の『dancyu』7月号で、板橋大山の「ライモンディ」と高円寺の「妄想インドカレーネグラ」の記事を書きました。ご興味のある方はご覧下さい。
朝霞台「幻六」淡麗にして旨みたっぷりのラーメン
要町「我家」削り節の風味香るラーメン&つけめん
要町通りの横丁、半地下にある「我家」。店内はコの字方のカウンター11席。もう数回訪れている。
中華そばは、並170g、大250gといずれも700円。つけ麺は、並200g、中300g、大400gといずれも770円でチョイスできるのは、ありがたいね。
川口「ラーメン勝(かねかつ)」凄旨の無化調ラーメン
「小野ちゃん、川口に美味しいラーメン屋があるんだよ。注文を受けてから小型の製麺機で、1玉ずつ麺切りするんだよ、仕事が丁寧でスープもよく出来てるんだよね、一緒に行かない?」
と高田馬場にあった「べんてん」の主人、田中さんに誘われた。JR京浜東北線「川口駅」西口から徒歩10分。住宅街の中にぽつんとあり、よく見ていないと通り過ぎてしまう目立たない店だ。
東中野「タラキッチン」アイデアいっぱいのインド、ネパールカレー
東中野銀座通りは、タンメンの名店「味の十番」があるのでよく訪れていて、その通り沿いでたまたま見つけた店だ。店の外観はポップでお洒落なエスニック料理屋風で、てっきり日本人が経営しているのかと思ったら、従業員は全員ネパール人だった。
御岳山「つちのこカフェ」多摩名産のユズの香る軍鶏カレー
この日は、ゆる~い山歩きを楽しもうと、JR青梅線「御岳山駅」に降り立つ。ここから路線バスで「ケーブル下」まではで約10分。バス停からさらにケーブルカー乗り場「滝本駅」の坂道を登るんだけど、これだけで結構きつかった。
滝本駅からケーブルカーに乗って「御岳山駅」の終点へ。すでにここから「東京スカイツリー」が遠方にちょこっと見えて気分爽快。山歩きの出発点。
森の中、清流沿いをひたすら歩き、樹木が放つフィトンチッド効果に癒されたね。往復3時間ぐらいかな、高低差はあまりなくて歩きやすかった。
その帰り、青梅線の「御岳山駅」に戻ってきたとき、目に飛び込んできたのがカレーの看板。
「変なところでカレー見つけちゃったな…」
通り過ぎようとしたけど、後ろ髪を引かれちゃって「つちのこカフェ」へ飛び込んだ。
早稲田「メルシー」界隈ピカイチの旨いラーメン、ついでにドライカレー
地下鉄東西線「早稲田」駅から徒歩2分。昭和33年からこの地に息づく「メルシー」は、リーズナブルな価格もあるけど、なによりもその美味しさに定評があり、昼時問わずサラリーマン、学生でひしめいていて、相席は当たり前。
水道橋「天久」この界隈で天丼、天ぷらを食べるならこの店に限る
水道橋駅、西口と東口を結ぶ中ほどの横丁に、天ぷら専門店の「天久」がある。昼時は近所のサラリーマンで満席の繁盛ぶり。廉価な「天久天丼」750円や「ランチのサービス天ぷら定食」850円が人気で、ちょっと遅い時間に行くと売り切れてしまう。
池袋「カレーの家」スタンドカレーの雄
池袋西口の地上から徒歩2分。ありふれたスタンドカレー屋にしか見えないけど、そんな風情を装いながら、絶品のカレーライスを提供してくれる。それと店名が気取ってなくて潔い。
池袋に来たとき、
「今日はエスニックなカレーじゃなくて、ごく普通のカレーライスが食いたいな…」
とこんな気分の時に必ず寄る店だ。
新宿「昌平」中華料理屋の気合の入ったラーメン
新宿西口、青梅街道に面した「昌平」は、昼時はいつもごった返す賑わいだ。中華料理屋なので、一品もの、丼ものなど多数のメニューがあり、どれをいただいても文句なし。
桜台「まるよし商店」凄旨のタンメン
西武池袋線「桜台駅」の横丁にあるこの店は、いつ訪れても行列だ。
昔はつけ麺もやってたんだけど、いつの間にか止めてしまい、タンメンオンリーに姿を変えた。お勧めはなんといっても「赤玉タンメン」だ。この日は、
「赤玉タンメンの太麺並盛り、ワンタン3つにチャーシュー」
細麺か太麺をチョイスし、並、中、大盛りとある。トッピングのワンタンは6つで200円、3つで100円、チャーシューは100円となっている。細麺は一度も頼んだことがないのでどんなものか全く不明。
池袋「ZERO」スパイスダイニングバーのインドカレー
成増「裕華」誰も知らない旨い中華屋
この店を紹介してくれたのは友人からだった。
「ここの料理はなに食ってもハズレがないから行ってみな」
ということで初めて訪れたのは15年前ほど。いまでは、光が丘や成増に用事があるときに、必ず立ち寄る中華屋になった。
門前仲町「富水」魚屋が営む賑わいの居酒屋
2ヶ月に1回ほど4、5人で居酒屋放浪の旅に出る。その度に場所はいろいろだけど、この日はその放浪仲間、三宿にある「Bar ONCE(オンセ)」のオーナー、青ちゃんの行きつけの「富水」にした。
ここは店頭で鮮魚を商いする奥で居酒屋を営む変わった店で、客層はビジネスマン、OL、ご隠居、家族連れが多い。店内はけっこうなキャパがあるけど、開店と同時にほぼ満席になる賑わいぶりだ。
西荻窪「カフェオーケストラ」インドカレー
「この店美味しいから一度行ってみて」
と、吉祥寺の友人から言われていたけど、なかなか行く機会がなかった。
ある日の午前中、立川に用があり、その帰りに西荻窪に舞い降りた。南口から「仲通り商店街」を抜けて真っすぐ進むと、左手に「オーケストラ」が現れる。カフェといっても店内は重厚感が漂い、浮き足立った店造りじゃない、いい雰囲気だ。
新宿御苑「ハンバーグウィル」行列の確かに旨いハンバーグ
この店はしばらくぶりだ。開店当初は1ヶ月に一度のペースで通っていたけど、あれよあれよという間に行列。足が遠のいてしまった。
いつもはプレーンハンバーグだけど、1度試してみたかったのが「ホワグラハンバーグ」。
5月21日明治大学リバティアカデミー
5月21日土曜日、明治大学リバティアカデミー「カレー探訪講座」で「東京カレー散歩」と題して講義します。
最近のカレーの傾向とか、新しいお店の紹介を交えて、面白おかしく語る予定です。
高田馬場「青柳」居酒屋で魚を食べるならこの店
魚を食べるときはだいたい寿司屋が多いけど、大人数となると寿司屋じゃままならない。
そんなときは割烹料居酒屋に限る。看板には「まずい魚」と謳っている「青柳」は、界隈一番の旨い鮮魚を揃えている店で、また気の利いた酒の肴が豊富だ。
浅草「ニュー王将」渋い居酒屋の名店
数ヶ月に一回の割合で同業者の飲み会がある。この集まりは女性が多少いるので、普段は女性好みの店が多いんだけど、
「たまにはオヤジが集うような渋い飲み会にしよう」
ということで、浅草の「ニュー王将」に決まった。この店に訪れるのは7、8年ぶりかな。
高田馬場「おかしら」馬場で焼きとんを食べるなら、この居酒屋が一番
駅前から早稲田通りを小滝橋方面へ上り、西友ストアーを過ぎた15メートルほど先の右手に、「セブンビル地下飲食店街」という怪しい雑居ビルが現れる。その地下に焼きとん専門の「おかしら」がある。
この店は取材お断りで、ほとんど媒体には載っていない店だ。
表参道「ひちょう」中華居酒屋、気の利いた酒の肴で居心地満点!
南青山の横丁に、味わいの中華料理屋&居酒屋がある。いつも予約で大賑わいだ。
この日は青山にあるデザイン会社の社長とカメラマン、ウェブデザイナーと僕の4人で訪れた。
「小野ちゃん、ここはね青山で3本の指に入るいい店なんだよね」
「これ、中華料理屋じゃん」
「そう、でもね夜はほぼ居酒屋なのよ、大将は地元が築地で、刺身は新鮮だし、気の利いたいいつかみが沢山あるんだよね」
高田馬場「みかさ」手打ち焼きそば
高田馬場の駅に近い住宅街の裏路地に、突如現れた焼きそば専門店。
店の前を通りがかったとき、ガラス越しに麺を打つ作業を目撃して「新しいうどん屋が出来たのか」と看板も見ずに店内へ突入。カウンターに座ると、どうも様子がおかしい。