「小野さん池尻の鶏舎って中華屋知ってます?」
「いや初めて聞いたよ」
「夏限定の冷やし葱ソバが旨いらしいんですけど、行きませんか」
との誘いに乗った。店に着くと大行列。
「すごいなこの店」
炎天下の中行列に並ぶこと20分、わりと回転が速い。ボクたち4人はテーブル席に通される。
「小野さん池尻の鶏舎って中華屋知ってます?」
「いや初めて聞いたよ」
「夏限定の冷やし葱ソバが旨いらしいんですけど、行きませんか」
との誘いに乗った。店に着くと大行列。
「すごいなこの店」
炎天下の中行列に並ぶこと20分、わりと回転が速い。ボクたち4人はテーブル席に通される。
この店に来るのは何年ぶりだろう。ボクがまだサラリーマンの頃なので、10数年ぶりといったところか。ある日、横浜の「SOGO」に野暮用を終えた後、仕事仲間の友人2人でランチという流れ。
「西口の吉村家に行こうかな? あっ、そうだ、あの店まだやってるのかな?」
「え、なに屋さん?」
「昔よく通ってた中華やなんだけど、どこだったかな…」
と西口の「ジョイナス」の地下街を抜けて「エキニア」という飲食街をフラフラ。その一角に「龍味」がある。
東武東上線「ときわ台駅」南口。この界隈で昼飯というと、だいたい「華月園」で炒め物の定食と決まっている。
「たまには浮気したいな…」
と界隈をプラプラ。川越街道に「太麺太郎」と書かれた巨大な看板が目に飛び込んできた。5、6年前に発見したのかな。1年ぶりに訪れる。
地下鉄千代田線「湯島駅」そばに1999年に開業した「らーめん天神下大喜」。春日通り拡張のため2017年4月17日をもって、やむを得ず18年間の営業にピリオド。そしてめでたく新たな地で、5月22日にオープンとなった。
最近、食堂、中華、蕎麦屋のカレーばかり食べている。というよりは、インドなどの南アジアのエスニックカレーを敬遠していると言った方が正しい。どこも似たり寄ったりの味で、自分で作った方が遥かに旨いと思っているから。「デリー」など昔から息づくスパイス系のカレーは唯一無二の美味しさだからいいんだけど、南インドやスリランカ風のテイストを取り入れて提供している店にオリジナリティーを感じる店が少ないね。新橋の「ザ・カリ」や高田馬場にあった「夢民」のような、突き抜けた美味しさに出合ってみたいな。この手のスパイス系の店はまだ発展途上だと思っている。また原理主義も鬱陶しい。
冷やし中華って食べ物はどの店へいっても似たり寄ったり。
「冷やしでどこかおいしい店知らない?」
ってよく聞かれるんだけど、正直返答に困ってしまう。
「チェーン店の『福しん』で十分美味しいとおもうけど」
といつもこればかり。
西台のラーメン屋でよく行く店は「欣家」、「二郎」、「キッチン西田」と、この「大勝軒」。通って20数年になるかな。
大久保駅からお滝橋通を落合方面へ、左手に「淀橋青果市場」がある。朝飯をたまにこのあたりで食べるんだけど。よく行っているのは市場の裏手にある「宝そば」。この日は昼飯時、
「そばもいいけど、なんか他にないかな…」
と「淀橋青果市場」の回りウロチョロ。この市場は何箇所か入口があるんだけど、大久保寄りの裏手の出入り口に一般人おぼしき人々が出入りしている。
「今日飲み会なのお忘れですか?」
えっ! と慌ててカレンダーを確認する。なにも書いていない。薄らと記憶が蘇る。ヤベー!
「今すぐ行きます。しばらくお待ちください」
とパンの評論家、福地寧子さんにメールした。
門前仲町駅から清澄通りを渡って裏路地に、お世辞にも綺麗とは言えない佇まいの中華料理屋「宝家」があった。
二郎風のラーメンを売りにする「豚力」。最初に訪れた時は元々の店名が「なか星」だったようで、その店名をを冠する「なか星チャーシューめん」860円をいただいた。
渋谷駅南口から246にかかる歩道橋を渡って、階段を降りたすぐ右手に「亜寿加」がある。
年に数回ほどしか来ないので、前金制であることをすぐに忘れてしまう。ここは醤油、塩、味噌ラーメンなどあるが、基本、坦々麺の専門店といってもいいだろう。
「珍来」という中華屋は同名の系列店が3~5派ある。有名な1系列は埼玉を中心に北関東と東京は足立区界隈に30店舗ほどあり、よく訪れるのが川口店。もう一方は千葉を中心に10店舗ほど展開している。
新板橋にある「珍来」はどの系列かわからなかった。看板をよ~く観察すればわかるんだけど、ボクも珍来についてさほどウンチクがない。
池袋東口「ヤマダ電機LABI1総本店」(旧三越百貨店)の裏手に、ひっそりと佇む鯛焼き屋「福義」。ボクが物心ついた頃からある店で、思い出したように入る店。
歌舞伎町にある「でんぱち」という居酒屋の先代の主人から聞いた話だけど、この「だるま」昔は新宿で店をやっていたなんて言っていた記憶がある。間違ってたらゴメン。
この店も古く、30年近くになるんじゃないかな。仕事で青山あたりに来て、小洒落た店に入りたくない時に、訪れるラーメン屋だ。
高田馬場の裏通りから下落合の方面を徘徊していて、たまたま見つけた中華屋だった。
表の看板に「ラーメン、鍋貼(餃子)、定食」の文字。近づいてよく見ると小さなメニュー書きに「ダヌダヌめん」と言うラーメン。
「ダヌダヌめん? どんなラーメンだろう…」
「丸長」系は、いわゆる「大勝軒」も含めて色々枝分かれしているけど、とび抜けて美味しかったのは中野の「栄楽」だと思う。酸味、甘味、旨味のバランスが優れていた。でもずいぶん前に閉店してしまった。「丸長」と名の付く店はボクの知っている限りでは新井薬師、桜台、目白、上福岡(閉店)にあり、人気があるのは目白店だね。「大勝軒」に比べると「丸長」はどこも酸味が強く、アッサリとした味わいで、若干物足りなさを感じるけど、ふとした時に無性に恋しくなるつけ麺だな。
浅草の国際通りを歩いていて、たまたま入った店。店先には小麦粉25kgの大袋が置かれていて、どうやら自家製麺のようだ。入って右手に券売機、その左手に変形のコの字型のカウンター11席となっている。
およそ30年前、中野の出版社に就職し、同社が数年後に東中野に移転した。その頃よくお世話になったのがこの「大盛軒」だ。テレビの情報番組でもよく登場する店で、東中野の住人で、この店を知らなきゃモグリといわれるほど有名店だ。
西武新宿線「鷺ノ宮駅」前は、阿佐ヶ谷から中村橋に抜ける「中杉通り」が貫いていて、クルマでちょくちょく走る通り。たまに「カレーやうえの」、とんかつ「やみこや」などに寄る。この日は前から気になっていた「すぎ本」にお邪魔した。
京浜東北線の「与野駅」は知っているけど、埼京線の「与野本町」は未経験の駅。ここに初めて降り立ち、しばらく徘徊したけど、正直目に留まるものが少ない。気になった店が駅並びの「ビーンズ」というモールの中にある「麺奏ハモニカ」と、ちょっとはずれにある高架下の「らーめん竜美」。
この味噌ラーメン屋の記事はちょい昔のもの。
東武東上線「上板橋駅」北口側に、仕事のオペレーションが悪いイタ飯屋があった。ここの店主、自分の仕事のヘマを棚に上げて共に働く母親に当り散らすマザコンだったが、不思議に味はしっかりしていたので、気になって仕方なく、半年に一回ほど様子見で訪れていたけど、とうとう閉店してしまった、2013年のことだ。
その後、この跡地に「宮本太郎」という味噌ラーメン専門店が、2013年の11月頃にオープンした。
「北海道ラーメンを継承した店主が、10年の歳月をかけてたどり着いた旨み」。すごい気合のこもった立て看板だ、それも「人間バンザイ」とはこれまた大仰な店名に、工事中からずつと気になっていた。
この店、初めて訪れる人には極めて複雑な道のりだ、だから説明する。「分倍河原駅」改札を背にして左手の商店街をひたすら真っ直ぐ。T字路にぶつかったら左折、そして踏切の手前を右折して線路脇を真っ直ぐ。次の踏切を渡り、すぐに右折。そのまま直進すると「甲州街道」(国道20号線)にぶつかり、歩道橋を渡ってちょい直進し右折すると20m左手に現れる。たぶんこれが一番近いのでは?
ちょっと刺激のあるラーメンは、体が萎えている時に無性に恋しくなるものだ。
代表的な店は「二郎」、「蒙古タンメン中本」、「天下一品」、「ホープ軒」、「平大周」、「弁慶」。中華麺だと「楊」、「栄児」などかな。池袋「サンシャイン通り」、「東急ハンズ」の裏手にそんなクセになる神田に本店のある行列の店「鬼金棒」(キカンボウ)がある。
自由が丘駅横の大井町線の踏み切りそばに、ラーメン専門店「ふく山」がある。店内はL字のカウンター11、2席かな。ラーメンは「醤油そば」、「特製醤油そば」、「塩そば」、「特製醤油そば」、「味噌そば」、「特製味噌そば」、「熟成白湯そば」、「つけ麺」となっている。
東武東上線「ときわ台駅」、「中板橋駅」を横切る環七沿いにかつて「土佐っ子」(下頭橋)があった。高校生の頃よく通った店で、初めて訪れたとき、寸胴から鶏の足が突き出た光景に一瞬たじろいだけど、背脂のタップリ浮かぶ濃厚な味わいに病みつきにさせられ、部活の帰りに必ず寄ったものだった。ここは「背脂チャッチャ系」ラーメンと称され、その大本は「千駄ヶ谷ホープ軒」。そこから巣立ったのが「土佐っ子」、「香月」、「弁慶」、さらに「千石自慢」などだ。
新宿西口、小滝橋通りから左手の横丁、「柏木公園」の隣に味わいコスパ最高のラーメン屋「光来」がある。ここは、生麺や点心などの中華料理を製造販売する「フジキン光来」の直営店らしい。昼時はいつも行列の人気店で、ラーメンはもとより焼売、餃子などなにをいただいてもハズレなし。
西武新宿線「下落合」駅前に人気のラーメン屋「彩」がある。醤油ベースの「中華そば」はあまり化調を加えていないところに好感が持てる。
「あ~、ちょっと気持ち悪いな~。今日はヤッパおけ以だな…」
ここのタンメンが食いたくなる時は、ほぼ二日酔いの時だ。
昼時は大混雑、しばらくしてカウンターに通される。注文はもちろん「タンメン」680円、そして必至のコンビ「餃子」600円だ。
この店は大昔、開店と同時にお伺いしただけだった。その時の印象は極めて希薄で、なんかパンチたりないな…と記憶している。最近、店の前を通ったので、
「これだけ長く店やってるんだから、それなりに評価されてるんだろうな…、もう一度挑戦してみるか」