五反田駅東口から桜田通りを明治学院方面へ。左手の横町をくねくねと入った住宅街の一角に「浜屋」がある。界隈を漠然と散策していて偶然見つけた店だった。
「やけに繁盛してるな~。入ってみるか」
五反田駅東口から桜田通りを明治学院方面へ。左手の横町をくねくねと入った住宅街の一角に「浜屋」がある。界隈を漠然と散策していて偶然見つけた店だった。
「やけに繁盛してるな~。入ってみるか」
神保町、神田界隈は随分とカレー屋が増えたものだ。この店も出来た当初から気になってはいたけど、ずっと入らずじまい。やっと行く気になった。
「駅からちょっと離れてるんだけど、メチャ美味しい勝浦タンタン麺があるのよ。けっこう辛いけどいいわよ」
と荻窪の小洒落た居酒屋「瓜坊」のママからの情報だった。勝浦タンタン麺といえば、元祖「江ざわ」や「はらだ」を思い出す、これメチャ美味かったのよ。
「あ~食いて~」
続きを読む 荻窪「ビンギリ」ジャンクな風情だけどメチャ旨の勝浦タンタン麺。ひょっとしたら本場の勝浦を危ぶむ美味しさかも。
相変わらずの人気店で、昼過ぎると常に満杯、巣鴨商店街に遊びに来たご高齢のご婦人方、ご隠居、カップル、サラリーマンと客層は様々だ。また厨房のご主人がすべての客を席に誘導するのも変わらない。
六本木はよっぽどのことがないと来ない街。若い頃は物珍しさでいろいろな店行ったけど、どこも肌に合わなかった。六本木ヒルズが出来る前に「越路」っていう定食屋があって、この店にはよくお邪魔したな。あ~そうそう、今アメリカで暮らしているけど、昔女友達が「ニコラス」の専属歌手だったので、ビザをよく食べに行った。イタリアンピザと違って、チーズたっぷりの味わいが大好きだった。この手のピザは絶滅危惧種で、恋しくなると浅草の「ピッコリーニ」へお邪魔している。
前から気になっていた店だった。
飲食店がまばらに点在する細い裏通りに、通りに突き出たでかい看板に目を見張る。誰もが入店をちょいためらってしまいそうな、朽ち果てそうな外観。
続きを読む 神田「天ぷらしんどう」朽ち果てそうな外観にちょい入店をためらってしまうけど、コスパ良く実に旨い天ぷらが味わえる。
大久保で昼飯だったらカレーの「魯珈」、「小さなカレー屋」、「ソルティーカージャガル」。中華だったら閉店しちゃったけど「日の出食堂」。夜ならスパイスラム焼きの「千里香」など、まだいろいろあるけど。
大久保「瀧元」は素晴らしい居酒屋だ。ここは。いつも予約の客でいっぱいだけど、開店間もないころなら、カウンターに座れる。
池袋西口立教通りに並行した脇道に大人気の大衆洋食の「ミトヤ」がある。ここはなにをいただいてもメチャ旨。
続きを読む 池袋「ランチハウスミトヤ」味もコスパも最高、大衆洋食屋の鏡といっていい。ハンバーク、メンチ、カニコロ、エビフライどれもメチャ美味しいよ。
2月14の早朝、エースコックから「べんてん」のカップ麺が1ダース届きました。2月12日に全国発売になったようで、何よりです。昨年の早い時期に出る予定でしたが、行列が増えるとまた近隣から警察が呼ばれるのを危惧して、見計らって今年発売になったようです。
以前にJR武蔵野線「吉川美南駅」にある「インディー」をこのブログで紹介した。
ある日、大森の餃子の名店「大連」を訪れるが休み。休日を確認してなかった、いつもこんな感じ。だから駅に戻り界隈をいつものように徘徊。とんかつの「丸一」は相変わらずの行列、それを横目に見ながらプラプラと横丁を探索。
スープカレーに出合ったのは20数年前になるか、札幌の「木多郎」、「スリランカ狂我国」、「アジャンタ」、「マジックスパイス」などの店で洗礼を受けた。当時は30数件ほどしかなかったけど、現在150店舗は超えているのかな。東京にブームが来たのはボクが「横濱カレーミュージアム」で名誉館長をしていた頃、札幌の「マジックスパイス」に出店してもらったが始まりだと思う。
「新板橋駅に新しいラーメン屋で出来たんだけど知ってる。旨いんだなこれが」
とある立ち飲み屋で出会った社長さんからの情報だった。
続きを読む 新板橋「醤油ラーメン柴」ザ・ラーメンといったシンプルながら美しいデコレーション。ガラの深い旨味と乾物の風味香る美味しい醤油ラーメン。
立会川にある「ママズカレー」に行ったら「急病のためしばらくお休みさせていただきます」とのこと。仕方なく界隈を散策していると大森海岸まで来てしまった。途中イトーヨーカドーで買い物。何の目的もなくプラプラ。
「あれ、うなぎ屋か…。入ってみるか…」
今でこそ南インドカレーはポピュラーになったけど、10年ほど前はその店舗は数少なかった。南インドカレーで一番の老舗と言ったら市ヶ谷の「アジャンタ」。その数十年後、閉店したけど南砂町の「デリーダルバール」にちょい衝撃を受けた。2003年頃に銀座の「ダルマサーガラ」、京橋「ダバインディア」などが相次いでオープンし、南インドカレーのブームが巻き起こる。ここ「ケララバワン」も2004年にオープンしている。
この日はFMナック5のラジオ番組「勢太郎の楽園ラジオ~パワー全開!」に出演してきた。
今回のテーマは「化学調味料を悪者にするな!」と題して、健康志向の風潮が著しい昨今、化学調味料があたかも不健康の象徴のように扱われていることに苦言を呈してきました。
「入れ過ぎは良くないけど、ほんの少し入れる分には効果的」など、勢太郎さんと語り、この意見に対して、リスナーからはナント100%賛成メール、極めて好評で胸をなでおろしました。
収録後スタッフの方に教えてもらったフレンチカレーを目指すも、なんとランチ貸切、残念。
続きを読む 大宮「伯爵邸」ワイワイガヤガヤと絶え間ない地元民の談笑がこだまする喫茶店。そして魅惑の大盛りナポリタンも美味。
飲み友の塚ちゃんから「若月が閉店したみたいですよ」とメールをもらう。たまたま新宿にいて、店の前を通ったら閉店の張り紙。
「ありゃりゃ」
下落合から高田馬場に移転してきておよそ半年。「鯖キーマ」や季節の「牡蠣カレー」など新メニューも加わり、すっかり地元の人気店になってなによりだ。
このあたりは何の気なしに訪れては徘徊している場所で、巨大な団地以外には物流倉庫と板橋青果市場がある。ちょい殺伐としたところだけど、なんだか味わい深い界隈だ。
2月2日(金)23時からBSフジにてドキュメンタリー番組「RAMEN-DO ~The Soul of Japan~」の第1話が放送されます。
その第1話は「べんてん」の田中さん。まだ見てないので、内容はいま一つわからないけど、田中さんの普段の姿や、職人としての日常がドキュメンタリーで描かれています。不肖ボクもインタビューや、東武練馬の名店「棟梁」にて田中さんと酒を酌み交わしているシーンなど、ちょい出演します。ご覧下さい。
「荻窪の焼き鳥屋で出るラーメンがメチャメチャ旨いってウワサなんたけど、知ってるか?」
「いや、初めて聞いたよ。面白そうだな」
半年ほど前のこと。ふと思い出し友人と訪れた。
「小野さんに紹介したいステーキ屋があって、これからどうですか」
「ステーキか、いいね」
この日は下町のはずれにある味わいの居酒屋に寄っての帰りだった。場所は上野、御徒町、天神下からもアプローチできる湯島の飲食街の横丁だった。このステーキ屋、著名な方も訪れるかなりの有名店のようだけど、ボクはまったく知らなかった。
前もこのブログで書いたけど、この店は都営三田線「志村三丁目駅」と「蓮根駅」の中間ぐらいにある住宅街に佇むラーメン専門店。ここ美味しいんだけど、あまり世間の評判を聞かない店でちょい不思議なんだよな。
この中華料理屋はボクが物心つく前からあった。初めて訪れたのは20歳前後。「ロサ会館」に「アダムスアップル」というディスコがあった頃だ。
この店を知ったのは、千葉県の柏で「のんどころ庵」という居酒屋を経営している坂口に連れ行ってもらったのが始まりだ。まだあの頃はお互い会社員のだったな。それから数年に一回訪れているけど、相変わらず味わい深い店だ。
神保町で仕事の打ち合わせを終えると、決まって九段経由で飯田橋までプラプラする。
その途中で見つけた定食屋「お食事の店まさみ」。
JR、私鉄、地下鉄各沿線をあてもなく巡ることがしばしばある。そして意味もなく見知らぬ駅に舞い降りて界隈をプラプラする。これが楽しい。
「西武柳沢駅って何があるのかな…」
北口の富士街道沿いにある「浦安」という鰻屋が目に留まる。
「これ、持ち帰り専門店か」
店で食べられないので再びプラプラ。これといった店が見当たらず、南口へ。界隈を30分ほど徘徊、気になった店が「一丸」だった。
堀切はちょい馴染みの町だ。初めてこの地に降り立ったのは「弁慶」という背脂系のラーメンを食べに来たのが始まり、30年ぐらい前かな。
久しぶりに来たらカレー専門店「アルー」の暖簾が黄色に変わっている、前からだったかな…。
それと「哈爾濱餃子」が休業中、オジちゃんかオバちゃんの具合でも悪いのかな。居酒屋だと焼きトンの「のんき」はたまに行く、この近所にあった居酒屋の名店「水トク」は、ご主人が他界して閉店したんだけど、店の前までいったら看板が下ろされていた。
「先週まで看板あったんだけどね」
と自転車で通りかかったオバちゃん。
「そうなんですか」
どうやら人が住めるように改装しているようだった。
ある日、この近所に住む友人から、
「光陽楼って中華屋がさ、カレー屋に変わったんだよ、一応小野に伝えておこうと思って」
と去年の話。で最近訪れることが出来た。
西台駅から結構離れていて、地元民しか知らない店かな。町の大衆中華というよりは、ほどよく本格的な料理を提供していて、ここは思い出したようにたまに訪れるんだけど、メニューが多様で、どれにしようかいつも悩んでしまう。
遠出をして、ちょっと一杯やりたくなることが月に一回ほどある。門前仲町なら「多幸坊」、「富水」、「ひつじの新町や」。北千住なら「酒屋の酒場」、「天七」、「五味鳥」。南千住なら「丸千葉」、渋谷なら「十徳」、「小料理秀」、神保町なら「兵六」、「加賀亭みなみ」。大塚なら「伊勢元」、「江戸一」。鶯谷なら「信濃路」、「ささのや」、「鍵屋」などなど、味わいの店は枚挙に暇がない。
坦々麺専門店の「双六」は、西川口のはずれにあるスーパー銭湯「七福の湯」の帰りに、よく通った店だった。てもある日、忽然と姿を消してしまった。
大宮バイパス沿いのディスカウントストアー「ロジャース」に用があり、駐車場に車を留めると目の前に真新しいラーメン屋が、
「あれ、この店双六じゃね…」
偶然見つけてしまった。「ロジャース」の横で復活していたのだ。
続きを読む 北戸田「成都式坦々麺双六」ロジャース戸田店の横にある味わいの坦々麺、旨し! 駅からかなり離れているけど、この店はいいね。