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新小岩「うちだ」洋食の名店

JR総武線沿線で随一の人気の洋食屋といったら「うちだ」ではないか。

創業は昭和46年。もともと昭和3年に地元で肉屋として開業し、後にトンカツ専門店から、ビフテキをメーンの洋食屋に姿を変えたそうだ。

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「当時ビフテキを看板メニューにしてから行列が絶えなくて、1時間待ちは当たり前で、お客さんの8割がステーキだったね」

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東池袋「A・RAJ」南インド料理&カレー

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インド料理は大きく2つに分けて、北と南に別れる。北の特徴は粉食で、お馴染みのナンというパンで(現地では滅多にお目にかかれない、主に外国人向けのレストランなどだけ)、ドロっとした濃厚なカレーをつけて食べるスタイル。南は米食で、カレーはサラっとして米好きな日本人には最も相性のいい味わいではないか。

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池袋「うな達」味わいの居酒屋、金曜日限定のカレーライス

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池袋東口、旧豊島区役所そばに味わいの居酒屋「うな達」がある。サラリーマン時代、昼夜この店にお世話になり、忘年会もよく使わせてもらっていた。ちょっと怪しげな入口から階段を下ると、いぶし銀、いやいや、正確には煮しまった味わいの真っ当な居酒屋然とした空間が広がる。左手にコの字のカウンター、右手が座敷になっている。

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御茶ノ水「エチオピア」インド風カレー 

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JR御茶ノ水駅、御茶ノ水橋口改札から明大方面へ下って、駿河台交差点手前の右手に「エチオピア」がある。1階がカウンター席と2階テーブル席の店舗に分かれている。昔は2階のスペースだけだったけど、需要に供給が追い付かず、一階も借りることになったのだ。

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川崎大師「松月庵」の天せいろ

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1月2日に毎年訪れる「神田明神」ですでに参拝をすましているのだが、川崎でちょっと野暮用があり、なんとなく川崎大師に行ってみることにした。ここを訪れるのは20年ぶり。お参りを終え、神田明神ではおみくじが末吉だったので心残りがあり、ここで引いてみたら大吉だった。よしよし、と胸をなで下ろす。

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武蔵小金井「プーさん」野菜豊富なカレーの名店

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神田、神保町に見るように、文化の匂いのするところには、何故か多くのカレー屋が集うものだ。中央線、武蔵小金井、東小金井界隈も神保町よろしく、ジャンルを問わず、多くのカレー屋が犇めいている。

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神保町「仙臺」味よしコスパよしのカレーライス

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神保町、錦華通り沿いにある「仙臺」は牛タンとカレー&シチューの店だ。店内は左手の窓際にカウンターと右手に厨房を囲むL字型のカウンターがある。厨房には初老の職人が2人。どれにしようかとメニューを眺めれば「ポークカレー450円」と破格の値段。よしこれに決めた。

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東長崎「ストーク」風情のいい洋食屋

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要町通りと千川通り結ぶ通り沿い、都立千早高校そばにある洋食屋風の「ストーク」が前から気になって仕方がなかった。最寄り駅は西武池袋線「東長崎」または有楽町線・副都心線「千川」かな。某日サミットで買い物を済ませ、お店に突入。

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神田須田町「トプカ」インド風カレーライス

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カレー屋の激戦区、神田、御茶ノ水界隈にこの「トプカ」が開店したのは20数年になるだろか。神田須田町老舗のそばや「松屋」で、いつもカレー丼を食い続けていたのだが、ある日「松屋」の横に突如出現した。

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武蔵新城「伽羅」欧風カレー

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南武線「武蔵新城」南口から徒歩3分。今年で20数年目を迎える老舗の欧風カレー専門店だ。欧風カレーとは油脂と小麦粉、カレー粉でこしらえたカレールーがベースになった洋食風のカレーのことで、店により味付けは様々。この店は巷にある欧風カレー専門店の中でも、極めてレベルの高いんじゃないかな。カレーのメニューは16種類あり、トッピングメニューも充実していて、パスタもある。 続きを読む 武蔵新城「伽羅」欧風カレー

新丸子「マドラスミールス」南インドカレー

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新丸子駅東口から商店街を抜け、綱島街道を渡った右手に「マドラスミールス」がある。

ここは南インドカレーに特化した専門店で、ミールスと称する南インドの定食が楽しめる店だ。南インド料理は、インドの最南端の周辺地域の料理で、主食はお米。スパイスやハープはカレーリーフやマスタードを使うサラサラなカレーが特徴だ。全国に南インドカレー屋が増えてきているが、その中でもピカイチの味わいじゃないかな。だからインド人も多く訪れるそうだ。ご主人のアリさんとそのフィアンセ原さんが、丁寧にカレーの解説から食べ方を教えてくれる。
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新丸子「コスギカレー」アイデアいっぱいのカレーライス

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新丸子駅東口から徒歩5分。住宅街に佇むカフェ風の「コスギカレー」は音楽教室と兼業しているため、店舗の営業日は火水木のみ。また火水木金の昼だけカレーの移動販売も行っている。 続きを読む 新丸子「コスギカレー」アイデアいっぱいのカレーライス

堀切菖蒲園「アルー」町中のありふれたカレー屋と侮るな!

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京成本線「堀切菖蒲園駅」そばにある「アル―」は、「早い、安い、旨い」の3拍子に、ボリュームも加わったカレー専門店だ。いついただいてもまた食べたくなる、そんな味わいが潜んでいて、僕の住む町にもこんなカレー屋があったら、週2日は通ってしまうだろう。
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東京駅八重洲地下街「エリックサウス」南インドカレー&バル

 

東京駅「八重洲地下2番通り」に、南インドカレーに特化した専門店がある。巷にあるインド人による南インド料理屋もちょいと驚きの、現地でしか滅多にお目にかかれないメニューが多数供されるのには驚かされる。それもこの手のフードコートではセントラルキッチンが当たり前だけど、全て厨房内で自家製されているのには感心させられる。 続きを読む 東京駅八重洲地下街「エリックサウス」南インドカレー&バル

霞ヶ関「ニルワナム」日本人に迎合しない南インドの味

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昨今、北インドカレーに代わって、南インドカレーが巷を賑わしている。誰も彼もが「ベジミールス、ノンベジミールス」と騒ぎ立てているけど、そんな定食ばかりではなく、チェンナイ、マドラス、ゴア、ケララ、バンガロール、カリカット、コーチン、など多くの都市には独自のカレー料理がある。南インドはポルトガルの影響もあり、キリスト教徒のインド人が数多くいて、ヒンディー、ムスリムではご法度とされる豚や牛を食べる習慣もある。
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