堀切菖蒲園「アルー」町中のありふれたカレー屋と侮るな!


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京成本線「堀切菖蒲園駅」そばにある「アル―」は、「早い、安い、旨い」の3拍子に、ボリュームも加わったカレー専門店だ。いついただいてもまた食べたくなる、そんな味わいが潜んでいて、僕の住む町にもこんなカレー屋があったら、週2日は通ってしまうだろう。

「私の旦那がカレーの仕込みをしているもんでね、あまり作り方知らないけど、時間はかかっているのよ」

と女将の石井さん。その飾り気のない人柄に常連の誰もが、ほっさせられているのだろう。

女将のご主人は健啖家で、方々の店を食べ歩き、美味しいものに出合ったら、その味を再現せずにはいられない性分のようである。

カレーの仕込みはスープ作りから始まり、そこに焙煎した玉葱やトマト、自らブレンドしたスパイスを入れて、一週間分を仕上げているそうだ。そのカレーソースは一種類で、様々な具でメニュー14種類のバリエーションを演出。トッピングは8種類ある。

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店一番の人気を博す「アル―カレー」は、丼2人前ほどの大盛りのご飯の上に、タップリの大豆に挽肉、茹で玉子があしらわれたものだ。トロトロと滑らかで深い旨味のカレーソースは、ドメスティックカレーの延長線上にある味わいだが、それはプロの技により、一味も二味も異なる。とにかくボリュームがあるので、自信のない人は少なめか、ご飯半分と注文しよう。辛党には大辛50円、超大辛100円増しもいい。その他は、ポーク、チキン、ビーフ、カツ、メンチカレーとメニュー豊富。また、週替わりで玉子スープや茹で、生、温泉玉子のサービスがある。私鉄沿線の隠れた名店だ。

 


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