渋谷駅から道玄坂をしばらく登り、「道玄坂交番前」の三叉路脇にカレーライス専門店の「カイラス」がある。ココはボクが30代の頃に出来た店だと記憶している、だから創業から20数年になるのかな?
本郷3丁目「ルオー」喫茶店のセイロン風カレー、忘れたころに無性に食べたくなる味わい。
カレーの食べ歩きを始めるに当たり、欠かせない基本の店といってもいいだろう。
この店は昭和27年に東大赤門前で息づいていたらしいけど、当時のことは知らない。一時期閉店となるが、ここで20年ほど働いていた方が、昭和54年に東大正門前で再開させ現在に至っている。
『されど我らが日々』で芥川賞を受賞した小説家、柴田翔。彼の小説、学生運動の狭間の中で揺れ動く若者の苦悩を描いた恋愛小説『贈る言葉』の舞台になった喫茶店でもある。
12月29日、夜中24時35分からフジテレビ「ラーメン大好き小泉さん」に、成増の「べんてん」が登場します。
まさかテレビドラマに店主の田中さんが登場するなんて前代未聞。硬派なイメージしかないけど随分と柔らかくなったものだ。1件目は家系直系の「厚木家」2軒目に「べんてん」のようだ。乞うご期待。
有楽町「マーブル」昼時は大混雑、何気なく旨い病みつきのカレーライス
このカレー専門店いつからあるか知らないが、ボクもずいぶん昔から通っている。
店内はカウンター11席。入って正面に8席と右手窓際に3席という変形な造りだ。昼時は近隣のサラリーマンとOLでごった返す。
両国「かど家」たまには『鬼平犯科帳』の「五鉄」に思いを馳せて、池波正太郎も愛した鶏鍋をいただく。
池波正太郎の名作『鬼平犯科帳』をご存知か。時代背景は1800年にさしかかる「寛政の改革」のこと。世間は度重なる飢饉により凶悪犯罪が増加し始め、幕府は火付盗賊改方と呼ばれる特別警察を設け、その頭、長谷川平蔵が巷に蔓延する悪を一掃するストーリーだ。
長谷川平蔵は取締の厳しさから鬼の平蔵、通称「鬼平」と恐れられているが、そんな噂とは裏腹に人情味あふれる顔も垣間見せる。鬼平はその配下、密偵たちが集まる料理屋「五鉄」で情報収集をする。そこで度々登場するのが「軍鶏鍋」だ。これが実に旨そうなんだな。
この「五鉄」があったとされる場所は、両国にある旧中川と隅田川を東西に結ぶ運河「竪川」(たてかわ)の「二之橋」の角。現在は上に首都高速7号線が通っている。
その「五鉄」のモデルとされている店が、池波正太郎も頻繁に訪れていた両国の「かど家」、本日はここにお邪魔した。
白金高輪「ひき肉少年」変わったネーミングの「ひき肉ライス」専門店、美味なり
白金高輪にある「天山飯店」の坦々麺と餃子や、鉄板焼き「不二」(残念ながら閉店)のハンバーグが好きでよく通っているんだけど、そんな時にたまたま見つけた店。
「なんだ? ひき肉少年って…」
奇妙なネーミングが気になって仕方がなかった。随分と経ってからやっと訪れた。
大井町「丸八とんかつ本店」褐色の美味しいトンカツ
一番人気は「上ロースカツ定食」1650円、これが旨い。肉は秘伝の粉で下味をつけ、一日寝かせている。そのひと手間で豚肉のクセがとれるそうだ。揚げ油はラード100%。それを日々漉しながら、新たなラードと背脂を注ぎ足し、この店独特の香ばしい褐色のとんかつが生み出される。
湯島「江知勝」たまには「すき焼き」、老舗の味わいに舌鼓
湯島切通し、すき焼き専門の名店「江知勝」をご存じだろうか。この店、元々はお米の商いが前身だったそうだが、商才にたけた初代店主、越後谷勝治郎が「肉は儲かるらしい」という噂を耳にし、肉の卸業に転身。その後、「どうせなら肉を食べさせる店にしよう」、ということで明治4年にこの店を開業したそうだ。店名の由来は、その越後谷勝治郎から「越勝」と命名され、後に「江知勝」に改名されたという。
浅草「やまと」絶品の「生姜焼き」斬新な絵姿に胃袋が唸る!
上野「東京都美術館」で「ゴッホとゴーギャン展」が催されていたので訪れた。
開場前に並んだので、中はさほど混んでなくゆっくりと鑑賞。今まで見たことのなかった数多くのゴッホとゴーギャンの絵を楽しんだ。気に入った絵のポストカードを購入した。
昼飯は浅草「千束通り商店街」の横町にあるとんかつ屋「やまと」を目指す。
東中野「ピッツァリア・チロ」ナポリピザ、センスを感じる美味しさ
イタリアピザは、生地が厚く耳のあるナポリピザと、生地が薄いローマピザのおよそ2通りに別れる。ローマだと有名なのが代々木「イル・ベンティート」、五反田「ピッツァリア・アリエッタ」など。ナポリなら永福町「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」や、表参道「ナプラ」。そんなに数多く食べ歩いていないけど、この表参道「ナプラ」は行列の人気店で、いままで食べた中でダントツだったな。
飯田橋「おけ以」限りなく優しい絶品のタンメン&餃子
「あ~、ちょっと気持ち悪いな~。今日はヤッパおけ以だな…」
ここのタンメンが食いたくなる時は、ほぼ二日酔いの時だ。
昼時は大混雑、しばらくしてカウンターに通される。注文はもちろん「タンメン」680円、そして必至のコンビ「餃子」600円だ。
池袋「キッチンチェック」西口に君臨する老舗洋食屋の雄
西口ロマンス通りにある「ロサ会館」という雑居ビルに、かつて「アダムスアップル」というディスコがった。新宿の「ニューヨークニューヨーク」、「カンタベリーハウス」とともに学生の頃よく通った店だった。この「ロサ会館」の1階にある洋食屋「キッチンチェック」はその頃に出合い、通い続けて40年になる。
看板に描かれている店主はすでに引退しているようで、コックさんも随分と入れ替わった。ココは池袋界隈でかなり古い洋食屋で、味わいはピカイチといっても過言じゃない。
茅場町「バンボリーナ」サイコロステーキ発祥の店。
いつもの居酒屋で、大手町界隈の美味しい店を教えてくれる証券マンが、
「茅場町に証券取引所があって、そのそばにサイコロステーキ発祥の店があるんですけど知ってますか?」
「いや、初めて聞きましたよ」
「なんか元々はポルトガル料理屋みたいですよ。食べたことないけど」
茅場町は昼飯だと「鳥徳」、「桃乳舎」、新川「津々井」、「牛幸」、「カリーシュダ」、「中華十八番」居酒屋ならば「ニューカヤバ」が多い。この店は知らなかった。
落合「じゃかじゃか」地元民に愛される美味しいラーメン。
この店は大昔、開店と同時にお伺いしただけだった。その時の印象は極めて希薄で、なんかパンチたりないな…と記憶している。最近、店の前を通ったので、
「これだけ長く店やってるんだから、それなりに評価されてるんだろうな…、もう一度挑戦してみるか」
東中野「シアターポレポレ東中野」でドキュメント映画「カレーライスを一から作る」を見てきた。
この前、東中野の「シアターポレポレ東中野」の前を通ったら「カレーライスを一から作る」という映画の上映中。出演者を見たら、あのグレートジャーニーで名を馳せた探検家で医師の関野吉晴さんのドキュメント映画だった。
大久保「SpicyCurry魯珈」インドカレー&台湾魯肉飯の融合の妙技、実に面白い。
大久保駅から小滝橋通りにつながる横町に、魯肉飯とカレーの専門店が12月1日にオープンしたという噂を聞きつけ、その1週間後に訪れた。
池袋「春駒」この界隈イチオシの大衆中華。
池袋南側「ジュンク堂書店」の裏通りに、充実の中華定食が楽しめる「春駒」がある。
ランチは日替わりで常時8種類、炒め物とラーメン各種の組み合わせが多く、だいたい何をいただいても素晴らしい味付け、そしてボリュームも満点だ。
池袋「トムボーイ池袋2号店」南北インド、ネパールカレーが楽しめる。
池袋南側「東通り」を入った右手の2階にインド料理屋「トムボーイ」がある。
店内はインドテイストのデコラティブな内装で、禁煙席と喫煙席に分かれている。外のメニュー表に「サウスインディアンランチ」と記されてあったので飛び込んでみた。
高田馬場「立ちスパ・アッパーカット」驚きのコスパ。ラグーソースのテイストも見え隠れする、ミートソーススパゲティ、マジ旨し!
「高田馬場の諏訪通りに激安のミートソース専門店出来たんですけど、知ってますか?」
「そういえば、そんな店出来たな…。誰か入ったの?」
「いや~、あまりにも安いんで怖くて入れないよ」
とある居酒屋での酔っぱらいの会話。
「やっぱ小野さんが先陣切らなきゃダメですよ」
ということで先陣を切ることにした。
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六本木「ブルースキッチン」パンジャブのおふくろカレー
「六本木ミッドタウン」の裏の横丁に、今年の6月にオープンしたカフェがある。
ランチは日替わりのようで、この日は「カルボナーラ」、「シーフード」、「ナスとベーコンのトマト」の3種類のパスタと「スパイシーチキンカレー」。いずれもサラダとドリンクが付いて1000円だ。
銀座「喫茶YOU」名物フンワリ、トロ~リのオムライス。
東銀座「歌舞伎座」の横丁には、シチュー専門店の「銀之塔」や、ボリューム満点のサンドイッチの「アメリカン」などとともに、フワフワ、トロトロのオムライスを提供する人気店「喫茶YOU」がある。
久々に訪れたら、長蛇の列。
五反田「おにやんま」コスパ最高の讃岐の立ち食いうどん、メチャ旨し!
五反田西口から大通りを渡った山手線高の高架脇。立ち食いの讃岐うどん専門店「おにやんま」をご存知か。ここは朝昼晩と行列がたえない店だ。まずは券売機でお好みのうどんをチョイスして、大通りの柵側に並ぶ。店員から声をかけられたら、入店するシステムなので留意しよう。
銀座「朧月」友人にバッタリ出くわし、偶然入ったラーメン屋。煮干の風味仄かに香る美味しいラーメン
有楽町、交通会館の「スカイラウンジ」で3時に打ち合わせがあり、銀座に早めに着いた。どこかで遅い昼飯を食べようと、界隈を徘徊。
「あれ? なんでこんなところ歩いてるんだ」
遠くに知り合いと思しき人が歩いていたので、その後ろ姿を追いかける。横丁に入ったら見失ってしまった。
「どこ行っちゃったんだろう?」
大泉学園「タンメン本舗ミヤビ」調味料や食材を複雑に組み合わせた傑作のタンメン。「インドタンメン」、「辛タンメン」メチャ旨! 野菜増し無料もありがたい。
東京でタンメンの名店と謳われている店は、飯田橋「おけ似」、東中野「十番」、木場「来来軒」、白金高輪「大宝」、西荻窪「はつね」など。新参者では錦糸町「タンメンしゃきしゃき」、「トナリ」などがある。西荻窪「はつね」にはないけど、いずれも「タンギョー」と称される餃子とのコンビが王道だ。
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有楽町「ジャポネ」ちょいジャンクだげど病みつきのスパゲティ
前回、大手町の「リトル小岩井」を紹介したけど、この首都高の高架下にある「銀座インズ3」内にある「ジャポネ」は、その店の枝分かれ、日本スタイルのスパゲティ専門店だ。
下赤塚「のぼる」魚介料理の秀逸な居酒屋の名店、煮魚メチャ旨いぞ~
東武東上線「下赤塚駅」、地下鉄副都心線「地下鉄赤塚駅」界隈を、夜に徘徊していて偶然見つけた居酒屋「のぼる」。
住宅街にひっそりと佇みながら、看板の灯がまばゆい半地下の店。店内は左手にカウンター6席ほど、右手にテーブル席大小3卓、奥が座敷席となっている。
四谷「天春」ランチの天丼と名物の大盛りシジミ汁
「最近ちょっと肝臓弱ってるかも…」
こんな調子の時に、四谷3丁目の交差点すぐの2階にある、天ぷら専門店「天春」を訪れる。
「肝臓弱ってる時に天ぷらかよ!」って思われるかもしれないけど、実はここには大盛りの「シジミ汁」があるんだよね。
銀座「ブラン亭」コリドー街に密かに佇むバーのインドカレーにビックリ。とにかくメチャ旨。でも来年の春に食べられなくなっちゃうよ!
「銀座のコリドー街の『ブラン亭』って知ってます?」
「いや、初めて聞いたよ。なに屋さんなの?」
「昼はカレー屋で夜はバーらしいですよ。友達の話だとメチャメチャいけてるカレー出すらしんですよね」
と、こんな話を友人から聞いていた。そんな事をふと思い出し、コリドー街近くで働く食いしん坊の先輩に確認すると、
「有名な店だよ。そうそう前々から小野に話そうと思ってて、忘れてたよ。あれはよくできたカレーだよ。行ってみな」
ということで、銀座に出向いた。コリドー街の途中にあるパン屋兼タバコ屋「エデン」の角脇の地下1階に「ブラン亭」はあった。
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中野「また明日。」フワッと旨味充実の焼売、地元で人気の点心専門店
「なんだか今日はメチャメチャ焼売食いたいな…」
そんな気分の時、よく訪れるのが中野「ブロードウェイ」地下飲食街にある「また明日。」という面白いネーミングの点心専門店だ。
11月20日、日曜日。21時30分、関根勤さん司会のMXTV「東京クラッソNEO」に出演します。
http://s.mxtv.jp/variety/tokyo_crasso_neo/
海外との文化交流というお題目で、ネパール、スリランカ、南インドのお店を探訪しました。9チャンネルになるのかな?