冷やし中華って食べ物はどの店へいっても似たり寄ったり。
「冷やしでどこかおいしい店知らない?」
ってよく聞かれるんだけど、正直返答に困ってしまう。
「チェーン店の『福しん』で十分美味しいとおもうけど」
といつもこればかり。
冷やし中華って食べ物はどの店へいっても似たり寄ったり。
「冷やしでどこかおいしい店知らない?」
ってよく聞かれるんだけど、正直返答に困ってしまう。
「チェーン店の『福しん』で十分美味しいとおもうけど」
といつもこればかり。
「ねえ小野さん、ダチョウ食べたことある?」
「かなり昔に食べた記憶があるけど、どんな味だったかな? 確か玉子焼はなんか淡白な味だったような…」
「池袋にさ、鹿児島にあるダチョウ農家の安藤さんが飼育している肉を卸してる店があるんだけど、食べに行こうよ」
と誘ってくれたのがタラちゃんこと本名は粉川タラ…なんとか。この変わった名前、ネパールのカトマンドゥ生まれだからだそうだ。純潔の日本人。飲み友だ。
西台のラーメン屋でよく行く店は「欣家」、「二郎」、「キッチン西田」と、この「大勝軒」。通って20数年になるかな。
そんなに数をこなしているワケじゃないけど、ヌーベルキュイジーヌ(創作フランス料理)を謳い文句に掲げる店で、ピンと来た処がほとんどない。だからもう行かなくなってしまった。だったらオートキュイジーヌ(正統派フランス料理)でどっしりした料理が食べたいと原点に帰ったのが、ここ最近。でもオートキュイジーヌの店も値段に見合った店が少なく、唯一すごいと思ったのは、それなりの値段は張るけど、すでに撤退してしまった「芝パークホテル」にあった「タテルヨシノ」(2015年1月に閉店)は満足した。現在は銀座本店と、わりとリーズナブルに料理が楽しめる汐留「パークホテル」にある。
大久保駅からお滝橋通を落合方面へ、左手に「淀橋青果市場」がある。朝飯をたまにこのあたりで食べるんだけど。よく行っているのは市場の裏手にある「宝そば」。この日は昼飯時、
「そばもいいけど、なんか他にないかな…」
と「淀橋青果市場」の回りウロチョロ。この市場は何箇所か入口があるんだけど、大久保寄りの裏手の出入り口に一般人おぼしき人々が出入りしている。
武蔵野うどんを初めて食べたのは東村山の「小島屋」かな。最近行ってないからわからないけど、表でオジちゃんが薪割りしていて、中でオバちゃんが釜で麺を茹でている光景をよく目にした。まるで「日本昔ばなし」って感じ。基本は茹で置きを温めて出すんだけど、たまに茹でたてにありつけることがあって、これがメチャ旨い。おいしい店はいろいろあるけど、気に入っている店は、小平「根古坂」の肉汁うどん、加須「中央食堂」ナス南蛮汁うどんだね。
6月16日「日刊ゲンダイ」31面「プロの本棚」にて、ボクの読書履歴が掲載されました。
ちっちゃく紹介されると思っていたら、なんと5段に渡って。本棚を整理して、もう少しちゃんと撮ればよかったかな。58歳になってますが、まだ57歳です。まあ、いいか。
「移動販売のお弁当で『コシャリ』を初めて食べたんだけど、これが美味しいのよ。週一の金曜日にしか販売しないんだけど、最近ハマっちゃって」
と友人からの話。コシャリってなんだ? どうやらエジプトのファストフードで、町中の食堂定番料理らしい。中身はご飯、トマトソース、豆、パスタを混ぜて食べる日本で言うソバメシ的なもの。また韓国のピビンバのような感じか。
成増駅南口ににある定食屋の名店「やまだや」で仲間とちょいと一杯。
「川越街道沿いにニトリあるじゃないですか、あの横道の暗がりの奥にいい店見つけたんですよ」
「行ってみようよ」
軽く腹ごしらえして「やまだや」をお邪魔して、目的の店に向かう。
「春風が気持ちいいから、オープンエアな店ないかな、扉がオープンな感じ、小野どこかあるかな?」
先輩からの飲みの誘いだった。春風を感じるような居酒屋、う~ん難しいな。赤羽の「米山」、高田馬場「みつぼ」、新宿「思い出横丁」あたりの飲み屋…。いや春風って感じじゃないな。
「決まりました、野方の『秋元屋』にしましょう」
「了解」
要町の交差点から要町通りを池袋方向に行ったすぐ右手に、まさか美味しいラーメンを提供してくれる店とは思えない佇まいの「らーめん味来」がある。
最初に入ったのは5、6年前か、全く期待せずに突入して味噌ラーメンをいただいたとき、
「これ美味しい!」
って驚かされた。あれから思い出したように訪れている。
この界隈で時間がないときに、たまに寄る立ち食い蕎麦屋だ。
昼時は大混雑。入口左手の券売機で食券を買い、奥の厨房に渡す、縦長の店内は客同士すれ違うのが大変で肩がぶつかるのは当たり前。
この界隈は衣料問屋が林立する街で、あまり縁のある地域じゃない。この日は、都営新宿線の森下にある友人に野暮用があり、要件を済ませた帰り、
「ちょっと馬喰横山で降りて昼飯で食うかな…」
と、途中下車して徘徊していた。小奇麗な外観の店が目に飛び込み、メニューを眺めるとハンバーグ、とんかつ、メンチかつ、ソースカツ丼、とかんかつ定食の5種類。
足立区の鹿浜をご存知だろうか。ここは陸の孤島で、クルマで行くか西新井駅、赤羽駅、東十条駅からバスでしか行けない、なんとも不便なところだ。徒歩なら舎人ライナーの「西新井太師西駅」から20数分ってとこか。でも、こんな辺鄙なところにも有名店がある。一度は聞いたことがあるだろう「スタミナ苑」という焼肉屋。ここはいつも行列なんだけど、予約が取れないから難儀だ。滅多に行かないけど、昔「スタミナ苑」の行列に並んでいて目にとまったのが、向かいにある「足立屋」という中華屋だった。
この日は池袋西口の名店「千登利」で男3人の楽しい宴。
「この間、野方でいい店見つけたんですよ」
「どんな店なの?」
「店主が酒蔵行って買い付けてきた知らない日本酒ばかりで、つまみもいいし、メチャ居心地がいいんですよ」
と酔った勢いで3人タクシーに乗り、野方へ。商店街をしばらく進むと右手に小洒落た佇まいの「はとまめ」があった。
続きを読む 野方「はとまめ」メチャメチャ居心地のいい小洒落た小料理屋。酒も肴もスキなし、それもリーズナブル。こりゃ名店になるね。
この店は中野にある「路傍」の常連、某印刷会社のお偉いさんのN氏から教えてもらったのが始まりで、神楽坂界隈で天ぷらが食べたくなるとたまに寄る店だ。夜は来たことないけど、ランチは20年ばかり通っているかな。創業は大正時代のようでかなりの老舗。
2016年1月に閉店した蕎麦屋を偲んで、昔の記事を紹介する。
続きを読む 湯島「古式手打蕎麦」スーパーで山芋を眺めていたら、閉店した蕎麦屋の「山揚げそば」を思い出してしまった、もうあのそば食べられないんだよね。
明日5月25日、午前1 1時~12時。CSフジにて「ラーメンWalkerTV2」に出演します。ラーメン評論家の山本剛志さん推薦の武蔵小金井「麺工豊潤亭」。ボクが推薦した上板橋「魂の中華そば」。ラーメン官僚の田中一明さん推薦の王子「麺屋坂本01」が3店舗が登場します。でもCS見られる人少ないかな?
「今日飲み会なのお忘れですか?」
えっ! と慌ててカレンダーを確認する。なにも書いていない。薄らと記憶が蘇る。ヤベー!
「今すぐ行きます。しばらくお待ちください」
とパンの評論家、福地寧子さんにメールした。
門前仲町駅から清澄通りを渡って裏路地に、お世辞にも綺麗とは言えない佇まいの中華料理屋「宝家」があった。
タンメンと餃子って、なんでこんなに相性がいいのだろう。
カリっとした餃子を頬張りながら、野菜の旨味がたっぷり解け込んだ塩スープと麺をすする幸せ。これを交互に繰り返すひと時がたまらない。また、餃子が先に来ても、タンメンが先に来てもダメ。どっちも同時にテーブルに並ばなきゃ、このパラダイスは成立しないのだ。
新木場や豊洲界隈はかつて材木問屋や物流の倉庫が立ち並ぶだけで、今もあまり代わり映えしないけど殺風景な場所だった。現在はウォーターフロントなんて洒落たフレーズにほだされて新規のマンションに移り住む人々が多く、賑わっているようだ。でも正直この辺を歩いているとちょい悲しい気分に陥ってしまう。
でもね、「丸惣」を見つけたときはキラキラと胸が高鳴ってしまった。
続きを読む 新木場「新木場食堂・丸惣」早朝からの営業、陳列された出来合いのメニュー100品から好きなものをチョイス、なんだかホロリと泣けてくる定食屋。
二郎風のラーメンを売りにする「豚力」。最初に訪れた時は元々の店名が「なか星」だったようで、その店名をを冠する「なか星チャーシューめん」860円をいただいた。
阿佐ヶ谷にある「ブオーノイタリア」というオリーブオイル専門店でバージンオイルを購入して、あてもなく界隈をプラプラ。中杉通を鷺宮方面へ歩いていると「スパイス・ラボ」というカレー専門店を発見。
中野ブロードウェイの地下にインドカレーの新店があると、近所に住む知り合いの舞台女優の友人から連絡があった。サンモールで買い物を済ませると昼飯時。さっそく目的の店へ。店名も分からず、店内のエスカレーターを降りると目の前にそれらしい店。表にはなぜか鉄瓶がデコレート、入口横には店名の入った戦闘機のキャノピー(風防みたいな透明なハッチ)が立てかけてある。
続きを読む 中野「レインボウスパイスカフェチャイストール」立川のインドカレー専門店の支店がブロードウェイに進出。チャイも楽しめるカフェ。
渋谷駅南口から246にかかる歩道橋を渡って、階段を降りたすぐ右手に「亜寿加」がある。
年に数回ほどしか来ないので、前金制であることをすぐに忘れてしまう。ここは醤油、塩、味噌ラーメンなどあるが、基本、坦々麺の専門店といってもいいだろう。
「珍来」という中華屋は同名の系列店が3~5派ある。有名な1系列は埼玉を中心に北関東と東京は足立区界隈に30店舗ほどあり、よく訪れるのが川口店。もう一方は千葉を中心に10店舗ほど展開している。
新板橋にある「珍来」はどの系列かわからなかった。看板をよ~く観察すればわかるんだけど、ボクも珍来についてさほどウンチクがない。
この日は連れと新橋に野暮用がありプラプラ。目的の和食屋が改装中で西新橋まで徘徊。
「仕方ない、洋食にしようか」
日立愛宕別館ビルの地下一階に洋食屋「HILO」がある。この地下街ちょい寂しくて、飲食店は僅か3店舗。「新富鮨」は入ったことがないけど、中華屋「パオ」は旨いよ。
この店に最初に訪れたのは10数年前、近所の「ビバホーム」で買い物を終え、ふらっと立ち寄ったのが始まり。
5月6日発売の『dancyu』6月号で「東京カレークロニクル」書きました。興味のある方はご覧下さい。東京カレーの歴史、変遷をかなり私的な見地から紹介しています。
「すっぴん美人推進委員会」という30、40代の女性を読者に持つサイトで、連載始まりました。当然食べ歩きの記事ですが、女性向けの飲食店をピックアップ、読者ついてくれるかな? 一回目は茅場町「鳥徳」の「鶏鍋」と「きじ重」を紹介していますよ。
サイトはこちら→すっぴん美人推進委員会