渋谷駅南口から246を渡った飲食街の一角、半地下に「かいどう」がある。渋谷には多くの飲食店があるけど、心が萎えているとき、キラキラした気取った店で食事をするのは疲れる場合がある。そんな気分の時にしっくりくる定食屋で、ずいぶん昔からお世話になっている。
続きを読む 渋谷「かいどう」割高感のある渋谷でサイコーのコスパだけど、どれも平均して美味しいんだよね。これぞ大衆食堂の鏡。
渋谷駅南口から246を渡った飲食街の一角、半地下に「かいどう」がある。渋谷には多くの飲食店があるけど、心が萎えているとき、キラキラした気取った店で食事をするのは疲れる場合がある。そんな気分の時にしっくりくる定食屋で、ずいぶん昔からお世話になっている。
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昔から知っていた店だったけど、まったく入る勇気がなかった。
連れと2人で歌舞伎町に用があり、昼飯時にさしかかる。「五十番」の店先に行くとすごい行列。どうやらピンサロの順番待ちのようだ。
「ピンサロに行列って凄いね、ちょっとワケわかんないな」
「なぁ、ココ入ってみようか? そう決意した日じゃなきゃなかなか踏み込めないからさ」
「そうだな、突入するか!」
ということで店内へ。70前後のおばちゃんと厨房にはそのご主人と思しき人物。客は2人だけだった。
続きを読む 新宿「五十番」歌舞伎町の怪しい一角にある中華料理屋、まったく入る気がしなかったけど、食べてビックリ、ホント美味しいのよ。
王子は滅多に来ないけど、ランチで訪れるとすれば、カレー屋の「じゃんご」、同じくカレー屋「むるぎー」(ずいぶん前に西新井に移転した)。洋食なら「La kazawa」ぐらいかな。夜は居酒屋の名店「山田屋」、立ち飲み「平澤かまぼこ」とほぼ決まっている。
それと王子のランドマークだった、激安スーパー「ほりぶん」が閉店して4年ほどになるけど、未だに黄色い建物はそのまま、ずっとほったらかしなのだろうか、気になる。
この日は神楽坂で打ち合わせがあり、一通り話が終わったあと、担当者と昼飯を食うことになった。
「そう言えば『膳楽房』って夜は入ったことあるけど、ランチ食べたことなかったな」
友人のボンボン社長に連れられて「自由が丘」を訪れた。彼の母親の実家のビルにあるテナントが撤退するという。
「飲食店に使えないか見てもらいたいんですよ」
という経緯。工事中の各テナントを視察するが、どの店舗も飲食店には不向きという結論に達した。もうすぐ昼時ということで、彼が実家に寄ったとき、子供の頃からよく訪れていてという老舗の中華料理屋「梅華」を訪れる。
青梅街道、成子坂交差点の脇に、昼時行列の中華料理屋がある。店内は縦長に左右にテーブル席が並び、混雑時は相席が当たり前だ。実はこの店、中華屋なのに客の6割注文するのが名物「カツ丼」だ。まるで西荻窪の「坂本屋」さながら。
ずいぶん前だけど「石神井公園」をプラプラと散歩していたときのこと、
「あ~腹減ったな…、どこかおいしそうな店ないかな…」
公園を後にして街を徘徊する。狭い商店街はバス通りになっていて、車とぶつかりそうな危うさ。その途中に、
「辰巳軒か、なんか古めかしい中華屋だな…」
東中野は狭い地域にも関わらず、いい店が犇めいている。洋食なら「レストランイト」、「津々井」、「キッチンドナルド」など。カレーなら「タラキッチン」、「カレーリーフ」。イタリアンなら「ペルバッコイタリアーノ」、「ピッツァリアチーロ」。寿司なら「鮨いち」、「名登利」など。中華なら「味の十番」、「旬の香」、「大盛軒」、「高揚」。そして北京料理の「茉莉」(ジャスミン)もいい店だ。
仕事モードの時じゃなければ、神保町での昼飯で行く店はだいたい決まっている。カレー屋なら「共栄堂」、「ディラン」など各店。洋食やトンカツなら「アミ」(閉店)、「万平」、「キッチン南海」、「ポンチ軒」。割高だけど天ぷらなら「山の上ホテル」、廉価店なら「天丼屋」、「いもや」。中華だと「太一」、「スヰートポーヅ」、「新世界菜館」。
そんな中、駿河台に会社があった頃もっとも通ったのが「神田餃子屋」だ。とにかく大衆中華の中でここはクオリティーが高い。
「うちの会社の支店が水天宮にあった頃、宴会でよく利用した中華屋なんだけど、なんかここいいんですよね」
このブログによく登場する証券マンの飲み助、通称「ゴルゴ」からの情報だった。
水天宮はたまに稲庭うどんの「古都鳥」に行くぐらいで、あまり縁がない。
「肉炒めそばがいいんですよ、いやはっきり言って普通かもしれないけど…」
新宿西口、小滝橋通りから左手の横丁、「柏木公園」の隣に味わいコスパ最高のラーメン屋「光来」がある。ここは、生麺や点心などの中華料理を製造販売する「フジキン光来」の直営店らしい。昼時はいつも行列の人気店で、ラーメンはもとより焼売、餃子などなにをいただいてもハズレなし。
池袋南側「ジュンク堂書店」の裏通りに、充実の中華定食が楽しめる「春駒」がある。
ランチは日替わりで常時8種類、炒め物とラーメン各種の組み合わせが多く、だいたい何をいただいても素晴らしい味付け、そしてボリュームも満点だ。
江戸川橋と飯田橋の中ほどのエリアは、取次と呼ばれる出版物の問屋、印刷屋、製本屋がひしめいている。ボクが版元の営業マンだった頃、この界隈の担当だった。
この「新雅」には当時からお世話になっていた店で、中華屋ではこの当たりではピカイチ、何を食っても満足させられる。昼時は行列必至で。
「お待たせするのが申し訳ないので、つねに作る時間を縮めるように心がけています」
と腰の低いご主人。昔取材させてもらったときこんな台詞を言っていたのを思い出す。ちょっと前に移転してリニューアルオープン。昔はコの字のカウンターだったが、現在はL字のカウンター、若干広くなったね。
昔、国立でギャラリーを営んでいる友人に連れいいってもらったのが、この店を知った始まり。およそ20数年前。当時の記憶が蘇る。
「小野さん、ここの宝ソバ食ったらぶっ飛びますよ」
登場した「宝ソバ」(当時は600円)はカイワレ大根、焼豚、メンマ、ナルトがあしらわれた油そば風の姿形。そして一口。
「うっ、うまい! これは今まで味わったことないぜ」
「でしょう、ハハハ」
「この焼売、なんか食感が他の店のものと違いますね」
「わかる? これ挽き肉じゃなくて、肉の塊を包丁で叩いてるのよ、それと普通は肉以外の具は玉ねぎなんだけど、それじゃみんな同じ味になちゃうから、うちはネギを使ってるんだよね」
仕事の打ち合わせで恵比寿駅に舞い降りる。この界隈のランドマークだった「ゼストキャンティーナ」の前を通り過ぎる。あの渋かった錆びたトタンの外装は跡形もなく、マンションに建て替えられようとしている。
「この店よく来たよな…」
巨大なフロアーで、テックスメックス料理を提供する店だった。派手なネ~ちゃんやアンちゃんばかりで、ちょっと疎外感があったけど。
この日はFMラジオの収録があり、ちょい早めに六本木へ。
「なに食おうかな…ああ、そういえば『香妃園』随分ご無沙汰してたな…」
ということで「香妃園」へ向かった。
「この店名、なんか記憶あるな」
「大井町の永楽と同じですよ」
「だよな。しかしこの店構えカッコイイよな」
店内を覗くとえらい賑わっている。ホルモン焼き「水よし」の帰りでけっこう腹一杯だったけど、ボンボン社長と奥さんの3人で突入した。
この間「シン・ゴジラ」を観てきた。まず脚本の論理の破綻が極めて少ないことに感心した。それだけで見ていて疲れない。これ子供が楽しめる作品とはちょっと遠い気がするけど、フィクションをあり得る現実に、うまく融合させている。
都営大江戸線「光が丘駅」横にあるショッピングモール「光が丘IMA」は、その昔、米軍の住宅街「グラントハイツ」のゴミ焼却所、通称「2本煙突」のあったあたりだと思う。
当時、小中学生だった僕たちは、この場所を目指して自転車で走ったものだけど、だいたいがMP(ミリタリーポリス)に捕まって、親を呼び出されるか、タチの悪いガキは留置所に一泊させられた。
「グラントハイツ」になる戦前は「成増飛行場」の跡地で、米軍の住宅地になってからも方々にカムフラージュされた飛行機の格納庫が点在していたのを記憶している。
中野北口から早稲田通りへ、「薬師あいロード商店街」を100mほど進むと、町の中華屋「代一元」が現れる。近所にはスペイン飴の専門店「パパブブレ」や、色々な怪獣のフィギアなどが飾られ、食事や酒も楽しめる「大怪獣サロン」なんてのもある。
三宿の交差点角の2階にある「潮州料理」の中華料理屋で、昼夜問わずいつも賑わっている。僕はこの店を訪れるのは3回目かな?
メニューは100種類ほどあるんじゃないか。とにかく一品料理が充実していてどれを頼むかワクワクする。人気の「香港麺」はちょい白濁したサッパリとしてスープに硬質な細麺、これに様々な具をあしらってメニューのバリエーションを構成している。
僕はスクラッチが好きで、高島平にある「宝くじ売り場」にたまに訪れていた。最高5000円しか当たったことがないけど、ささやかな庶民の夢だ。ランチもかねて、スクラッチを削ろうと思い訪れたのが隣にあるこの「暫」だ。
この店を紹介してくれたのは友人からだった。
「ここの料理はなに食ってもハズレがないから行ってみな」
ということで初めて訪れたのは15年前ほど。いまでは、光が丘や成増に用事があるときに、必ず立ち寄る中華屋になった。
南青山の横丁に、味わいの中華料理屋&居酒屋がある。いつも予約で大賑わいだ。
この日は青山にあるデザイン会社の社長とカメラマン、ウェブデザイナーと僕の4人で訪れた。
「小野ちゃん、ここはね青山で3本の指に入るいい店なんだよね」
「これ、中華料理屋じゃん」
「そう、でもね夜はほぼ居酒屋なのよ、大将は地元が築地で、刺身は新鮮だし、気の利いたいいつかみが沢山あるんだよね」
池袋西口に行列の中華料理屋「楊」がある。たまに痺れる料理が恋しくなると、この店を訪れている。本店は十条駅そばにあって、この2号店がなかった頃はよく通っていたけど、池袋にできてからここばかりになった。
「世界一美味しいもやしそばがあるから食べに行こう」
当時、町屋にあった編集プロダクションの社長に連れて行ってもらったのが、「中華料理 百番」だった。もう十数年前のこと。店内は極めて清潔で、4人がけのテーブルが6卓、厨房は隠れていて、フロアーはおばちゃん一人。
この「らいらい飯店」は都営三田線「高島平」、または東武東上線「東武練馬」からも徒歩20分と不便なところだけど、いい料理作るんですよ。
「吉祥軒」へのアクセスは、どこも遠い。もっとも近い駅は東武東上線の「常盤台駅」から徒歩20分ってとこかな、とにかく遠いのよ。近所には「見次公園」やスーパー銭湯「さわの湯処」がある。
池袋北口は近頃リトルチャイナタウンとなっている。駅前にはち中華食材の専門店があちこちにあり、特に「平和通り」は中華料理屋が軒を連ねている。 続きを読む 池袋北口「京華閣」中国東北料理のランチ