練馬「筑前屋」練馬文化センターで新春爆笑花形落語会の後のちょい飲み。


過日「練馬文化センター」で催された「新春爆笑花形落語会」を見てきた。

演者は三遊亭小遊三、春風亭小朝、ナイツの三組。小遊三も小朝も抜群に面白いけど、目的はナイツだった。テレビでは出来ない芸能人や芸人の裏話を交えたディスり漫才が面白く、彼らがよく出演している「浅草演芸ホール」のスケジュールを見るんだけど、どうしても時間帯が合わず一度も見たことがなかった。

図らずも「練馬文化センター」に出演することを知り、予約を入れたのだ。

しかし会場に入ってナイツの塙さんがコロナで自宅療養のため出演不可とのことを会場で聞かされて客の誰もが動揺した。

「えっマジで!」

そしてその代役に選ばれたのがテツ&トモと聞かされて、さらに会場で動揺が増幅される。

「何でだろう何でだろう、見なきゃいけないの?」

「払い戻し出来ないのかな」

などの小声も聞こえるほど。前座の後に小朝さんの登場となり古典落語の枕話が始まる。小朝さんは何回も見ているので、いつも通り林家三平さんのディスりから入り会場を盛り上げる。

「ところで、ナイツの塙さんがコロナで出演できないということで、その代役に選ばれたのがテツ&トモさんですけど、忙しいのに当日よくスケジュールが空いていたと思いましてね。しかし『望まれていないゲスト』っていうのは相当のプレッシャーですよ」

会場が爆笑の渦、動揺を吹き飛ばす面白さだった。

「多分彼らもいつもとは一味違うネタで会場を盛り上げると思いますので、どうか温かいまなざしで見守ってあげてください」

また爆笑。小朝さんはホントに上手いね。彼の古典落語も終わりいよいよテツ&トモが舞台に現れると、

「望まれていないゲストのテツ&トモでございます。どうかよろしくお願いします」

とまた爆笑。ネタはいつも通りだけど「望まれていないゲスト」のレッテルを払拭するかのように、気合の熱演で見たこともないほど会場が盛り上がった。

果たしてナイツは見れなかったけど、この日はメチャ大笑いして大満足だった。

その余韻を引きずって「筑前屋」を訪れた。関東に40店舗ほど展開する串物の居酒屋だ。

まずはアサヒスーパードライで乾杯。

珍しい「レバーステーキ」。ペレットで火を通すシステム。軽く熱を入れ塩ゴマ油で味わう。

熱燗に切り替え、レンコンのはさみ揚げをつまむ。

串物はシイタケ、シシトウ、ネギ。ハツ、皮など。

ほろ酔いでフィニッシュ。この店は若者で賑わっていた。

〈店舗データ〉

【住所】東京都練馬区豊玉北5-15-11 電話03-5946-6806

【営業】16時~23時30分 土14時~23時30分 日・祝 14時~23時

【休日】無休

【アクセス】西武池袋線・都営大江戸線「練馬駅」A1出口から徒歩2分


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