「以前サングリアのキッチンにいたものです。タイカレーは店舗で作っていましたレシピがきちんとありますよ。なので年月が経っても味が変わっていなければ業務用を使っている事はあり得ないと思います。レシピを考えた方を知っているので昔の投稿ですが、その方の為にも書かせていただきました」と言う過去に書いたボクのブログへのメールがあった。「サングリア」のカレーの価格設定なども含めて推測でセントラルキッチンで作っているか業務用のカレーを使っているんじゃないかと勝手に書いてしまった。申し訳なく思う。それで改めて「サングリア」を再訪した。
地下鉄千代田線「二重橋前」に近い「岸本ビル」の地下街にある「サングリア」を訪れると、相変わらずの行列だった。
「チキンカレーお願いします」
「はい」
まずはサラダで血糖値の上昇を抑える。
タイチキンカレーはソースポットとライスは別皿。具はたっぷりのチキン赤パプリカにシシトウ、ナス、ジャガイモなど。
この大量のチキンとこの場所の店子代を考えたら1400円の価格設定は仕方ないかもしれないと思った。まずは一口。
「実に美味しい」
旨味充実で、ちょうどよい塩気。辛味ほどよく、信濃町の「メーヤウ」よりココナッツミルクはかなり控えめだ。とにかく素晴らしい味付け。
また硬質なジャスミンライスの舌触りもよく、スプーンが止まらない美味しさだ。
タイカレーで人気なのがマッサマンと(ゲーン・マッサマン)やグリーンカレー(ゲーン・キョウワン)だけど、マッサマンはココナッツシュガーやココナッツミルクが大量で甘くてカレーとしてはなんだかなって感じ、グリーン一緒なんだよね。やはりカレーとしてちゃんと主張しているのがイエローカレー(ゲーン・ガリー)やレッドカレー(ゲーンぺッ)だな。
サングリアのカレーはこのイエローカレーに近いと思う。こタイカレーを改めて食べてみて他店のタイカレーとは一線を画する味わい、信濃町「メーヤウ」、駒沢大学「ピキヌー」と比肩する美味しさじゃないかな。
〈店舗データ〉
【住所】東京都千代田区丸ノ内2–2–1岸本ビルB1 電話03–3213–3908
【営業】11時30分~13時30分 17時~22時(L.O.20時30分)
【休日】土・日・祝
【アクセス】地下鉄千代田線「二重橋前駅」から徒歩2分。「東京駅」丸ノ内中央で口から徒歩4分。