新宿「ブリティッシュパブ&バーTheCluriaune」英国パブの美味しいカレーライス。


打ち合わせを終えて西新宿界隈をプラプラ。何を食べたいのか気持ちが定まらないまま、どこか新しい店はないかとしばらく徘徊。

各店舗のメニューを眺めていると「英国パブのカレーランチ」が目に飛び込んできた。

「こんな店あったんだ…」

小さな雑居ビルの2階を上がり、扉を開ける。狭小ながらカウンター4席に、2人席、4人席、5人席が各1卓のスペース。30代のお兄さんが1人で切り盛りしていた。

店内はBGMと共に通販番組が流されている。メニューは「チキンのスパイシーカレー」、「マトンキーマ」、「べジトマト」の3種類。ロンドンに住んでいた友人からイギリスのカレー事情は聞いていた。ロンドンのサウスオールという地区がインド人街で、ここにインド料理屋が集中しているらしい。パブは色々なところを回ったそうだが、1軒だけカレーを提供する店があったらしく、それは洋食スタイルのカレーだったと語っていたのを思い出す。

メニューの筆頭を飾っている「チキンのスパイシーカレー」をオーダーした。10分ほどで提供された。

まずはサラダで血糖値の上昇を抑える。

カレーは骨付きチキンが丸々1本。そしてインディカ種のターメリックライスに褐色のカレーとなっている。

まずはカレーを一口。

「旨い」

よく出来ている。軽やかなトロミは洋食カレーの証。微かな甘味と軽やかながらどこかビターな深いコクがある。

チキンはホロホロと柔らかくほどけ、カレーの味が浸み込んでいて旨い。カレーソースには何かの葉っぱ、カレーリーフがカスリメティかな。細かいので目が悪いので判別できない。

ターメリックライスは結構なボリュームでやや硬めに炊きあげられている。

いずれにしてもこれは美味しいカレー、最近のヒットかもしれない。洋印折衷の味わいが面白い。

「ごちそうさまでした。カレーの葉っぱは何ですか?」

「カスリメティです」

そうか、なるほど。巷のスパイスカレー屋がこぞって使っているハーブだね。これはフェネグリークという小さな豆っぽいスパイスの葉っぱがカスリメティでフェネグリークリーフとも呼ばれているもの。今度夜に来てみよう。

ハインツのモルトビネガーが置いてあったから、おそらくフィッシュ&チップスもメニューにあるはず。

〈店舗データ〉

【住所】東京都新宿区西新宿7-16-4コンシェルジュ高橋2階C電話03-6279-2554

【営業】11時30分~15時 17時~24時

【休日】不定休

【アクセス】新宿駅D5出口から徒歩5分


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