蕨「スターカリーハウス」ムスリムの定番カレー、ニハリを食す。


蕨降り立つのは久しぶり。立ち飲み屋「焼鳥あかり」を訪れて以来だ。目的もなく来たので、ただただ当てものなく歩くだけ。一通り歩き回り駅近くのマンションの脇道にインド・バングラディシュ料理屋「スターカリーハウス」を発見。

そのまま入店した。

「イラッシャイマセ」

カウンター4人、2人、4人テーブル各2卓といったスペース。40代のお兄さんが1人で切り盛りしていた。

メニューを眺めると「ニハリ」があった。南アジア地域のムスリム定番のカレーで、牛や羊の脚などを煮込んだカレーだ。珍しい。

「お兄さんバングラディシュの人ですか」

「ソデスヨ」

彼もムスリムなのだろう。

「ニハリもらえますか。ライスで」

「ニハリワネ、ナンデタベルモノナンデスヨ」

「じゃそれで」

「カライノダイジョーブデスカ」

「はい、ベリーホットでお願いします」

確かにニハリはナンと言うよりはロティで食べるのが定番だけど、ボクはライス派なんだよね。まっいいか。

タップリのニハリにはゴロンと牛の脚肉。レモンがデコレートされ、大きなナンが二つ折り。旨そ~。

まずはそのまま一口。ほどよくスパイシーで軽やかな旨味のスープと言った感じ。美味しいね。ただベリーホットのわりには辛さは控えめだ。

香ばしい焼き目の素晴らしいナンを付けてパクリ。巨大なナンだけど、どんどんイケてしまう。

途中でレモンを絞るとまた味変してこれもいい。ボリュームだ満点。活力が体の芯からみなぎってくる味わいだ。

〈店舗データ〉

【住所】埼玉県蕨市塚越1-4-18トーカンマンション103

【営業】11時~15時 17時~23時

【休日】無休

【アクセス】JR京浜東北線「蕨駅」東口から徒歩2分


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