神保町「新世界菜館」力強い上品なスープにプリプリのカキが美味しいラーメン。


この日は神田で打ち合わせを終えて、靖国通りをプラプラしながら神保町にたどり着く。「どこでメシ食うかな…」

なんかカキがふと頭をよぎる。カキフライ? いや違うな。あっ「新世界菜館」のカキラーメンがあったな。「新世界菜館」は神保町の中華カレーとして「北京亭」と一緒によく紹介されるけど、麺類や一品料理も旨いのだ。数年ぶりの訪問かな。一階は満席で地下に通される。

「カキラーメンお願いします」

隣の席のカップルはどうやら某版元で、女性ファッション誌の打ち合わせの気配だった。この界隈は出版社が多いので、よく見かける光景だ。

「お待ちどうさまです」

ややトロミのある褐色に佇むスープ。タケノコ、シイタケ、ネギ、下に沈んで見えないがカキは6つとなっている。まずはスープから。

「相変わらず旨いね」

清湯スープに醤油、オイスターソースの風味が心地よく、どっしりとした旨味がある。

カキはプリプリで火の通り具合がドンピシャ。ただ昔に比べるとカキか小さくなってしまった。以前はもっと大ぶりだったんだよね。仕方ない。

ストレートの細麺は適度が歯触りで非常に旨い。

途中、ラー油を垂らすとまた美味しいね。

具のタケノコ、シイタケ、シメジはどれもタップリで実にボリュームがある。そして上品な味わいに仕上がっている。このカキラーメン3月で終わりだろうな。

〈店舗データ〉

【住所】東京都千代田区神田神保町2-2-15 電話03-3261-4957

【営業】11時~15時 17時~22時

【休日】無休

【アクセス】地下鉄都営新宿線・東京メトロ三田線東京・メトロ半蔵門「神保町駅」A3出口から10秒


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