東日本橋「ダクシン東日本橋店」店の味と変わらない優れモノの冷凍食品。


南インド料理屋「ダクシン」は八重洲と東日本橋に2軒ある。ずいぶん昔にカレーの雑誌で八重洲店を取材したことがあった。

南インド料理ブームの火付け役は京橋の「ダバインディア」を思い浮かべるが、実はこの店もその一つだ。

どこの飲食店もコロナ渦の影響から苦戦を強いられている。ダクシンももれなくそのあおりを受け、対策としてテイクアウトに重点を置いた冷凍食品を開発したという噂を聞きつけて東日本橋店を訪れた。工場生産ではなく、店舗で作ったカレー各種を1階の冷凍加工の設備が設けられているスペースで製造している。どこかの工場任せじゃないのが信頼できる。

それで試しに4種類購入して自宅で食べ比べてみた。

まずは「Baturaf」(バトゥーラ)。これはナンの生地を丸く整形して油で揚げたもの。電子レンジで解凍して食す。(カレーなどのスープ物は湯煎だ温める)。

一口噛みしめると。香ばしくてサクっとほどよく柔らか。これメチャ旨い、何枚でも食える。本来ナンの生地は甘さが感じられるが甘さが極力抑えられているのが好ましい。

そして「Dahshin year」(ダクシンイエラ) これは一種のパコーラ(インド天ぷら)に似たものかな。

いわゆるインド風エビフライで、粉にパプリカなどのスパイスを添加したもの。しっかりとした口当たりで大き目なエビがプリプリ。

「Mutton rogan josh」(マトンローガンジョシュ)は、カシミール地方伝統のカレーで、辛味や酸味がジャストで柔らかな子羊肉が実に旨い。

さすがダクシン。羊本来の旨味が感じられる逸品だ。

「Chiken biriyani」(キンビリヤニ)。

バスマティライスの食感素晴らしく、ほどよいスパイス感。チキンも柔らかでこれも刺激的な美味しさだ。

今回購入した4品は店で食べる味わいと全く遜色ないのに驚かされた。

ほとんどのメニューが冷凍食品化されていて、60数種類あるようだ。店へ行かなくても通販サイトから注文できるので、インドエスニック気分な時、パーティー、家での飲み会に重宝する冷凍食品だと思う。

〈店舗データ〉

【住所】東京都中央区馬喰町1-12-1 電話03-3249-9155

【営業】11時~15時 17時~23時 土・日・祝11時~15時 17時~22時

【休日】無休

【アクセス】JR総武線「馬喰町駅」5番出口から徒歩1分 都営新宿線「馬喰横山駅」A1番出口から徒歩約2分 都営浅草線「東日本橋駅」A1番出口から徒歩2分 JR総武線「浅草橋駅」東口から徒歩約4分 都営浅草線「浅草橋駅」A2番出口から徒歩約4分 東京メトロ日比谷線 「小伝馬町駅」1番出口から徒歩5分

DAKSHIN 通販| 南インド料理ダクシンの公式サイト


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