千葉寄りの総武線でよく訪れるのが浅草橋、錦糸町、新小岩。学生の頃は砂町の靴屋の息子とこの界隈で飲んだくれていた。最近は浅草橋で飲むことが多いかな。
平井は滅多に降りない駅で、久しぶりに来たら北口駅前のビルが全てなくなり建設途中。蔵前橋通りに面したアンコウ・白子鍋の「豊田屋」は健在で、覗くと仕込みの最中。アンコウと白子のW鍋は、通称、痛風鍋なんて言われ、尿酸値の高い奴は間違いなく発作を起こす代物だ。この日はベンガル料理屋を訪ねるつもりだったが、ふと奥州白河ラーメンの「まる政」を思い出し急きょ変更。平井大橋のたもと、住宅街の中にポツンと佇んでいる。久しぶりに訪問。
店内はカウンター6席に6人テーブル1卓。ご夫婦で切り盛り。
「ワンタン麺と餃子ください」
前からカレーライスも気になってたんだけど、また次回に。
半身の茹で玉子に小松菜、メンマ、海苔。
スープはエッジの立った潔い醤油味はほどよく奥深い。
やや細めの縮れ麺は、モチモチツルツルながら塩梅のいい歯応えが心地よい。
ワンタンは町の中華屋風でほんのわずかな餡でチュルンとして旨い。メンマは余計な味付けがされていなくていいね。
やっぱ特筆は焼豚、これメチャ旨。軽やかに下味が入り香ばしく独特な風味。
「チャーシューワンタン麺」にいりゃよかったと、ちょい後悔。
餃子の皮は厚めでモチっとして軽く下味が入りこれも美味しい。
相変わらずこのラーメンは美味しいね。この店が近くにあったら週一で通いたいな。
次は絶対カレーライスを食べよう。
〈店舗データ〉
【住所】東京都江戸川区平井6-43-3 電話03-3619-1197
【営業】11時~14時 17時~20時
【休日】日
【アクセス】JR総武線「平井駅」北口から徒歩5分