大久保「瀧元」魚の美味しい憩いの酒場。


「魚が食いたいな…」なんて気分の時、大久保「瀧元」のランチにたまにお邪魔する。サバの味噌煮、イワシ煮とかね

ある日、友人が訪ねてきて飲もうということになる。

「なんかつまみで魚食いたいな。でも寿司屋じゃないんだよな」

と友人。それじゃと「瀧元」へ赴く。コロナ前は予約をなしでは入れなかったけど、空いていた。

30年ほどの常連と言う4人仲間が賑やかに酒宴の最中、どうやらミュージシャンの様だった。

まずはサッポロの黒ラベルで乾杯。

お通しは相変わらず多め、いつも3点盛りだけど、今日はサラダと魚のすり身揚げの2点盛りだった。どれも旨いね。

以前書いたブログで「厨房には70半ばのご主人とその息子、フロアーのお兄さんの3人で切り盛り」と書いたけど、これは間違い。フロアーのお兄さんがご主人で、厨房の2人は従業員のようだった。

そして昆布とほうれん草のおひたし。

日本酒「八重垣の本醸造」の燗酒に切り替える。どっしりとした日本酒らしい酒だ。

そして名物「タラ豆腐」これが旨い。シットリとしたタラの舌触りに滑らかな豆腐、旨味のしっかり効いたダシが抜群だ。

そして「カサゴの塩焼き」。これもほどよく脂が乗って香ばしくて旨いな。

そしてタラコなど。

店の方たちも感じが良くて気持ちよ腰が落ち着くな。一通り食べたので2人、ハイボールに切り替えてゆっくりと過ごす。この日客は我々とミュージシャンの4人組だけ。そこに坊主頭の青年が1人入店。

「あれ小野さん」

「えっ! 誰でしたっけ?」

「高田馬場の『ブラザー』ですよ」

「いや~ビックリ。外で合うと誰だかわからないね」

高田馬場駅前のカレー専門店「ブラザー」のご主人に遭遇するとは世の中狭い。しかしどこの店の主人も作業服を脱いで道ですれ違っても、なかなかピンとこないものだ。美味しいカレーを作る人はやはり美味しい酒場を知っているものだ。

〈店舗データ〉

【住所】東京都新宿区百人町1–23–7 電話03–3371–3789

【営業】11時30分~14時 17時~22時

【休日】日

【アクセス】JR総武線「大久保駅」南口から徒歩3分


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