「小野ちゃんさ、オレの地元に『べんてん』の味によく似たラーメン屋があってさ。一度食べてみなよ」
とずいぶん前に先輩からの報告があった。間もなくして「文蔵」を訪れたのはかなり前。すでにブログに載せていると思ったら、書いてなかったことに気づいたのは最近のことだった。不思議だな。
飲食店がちらほらと佇む細い通りに、開店前からちょい行列、人気店のようだ。
非常に感じのいい若いご夫婦で切り盛りされている。
「得らーめん」850円をオーダーした。
得らーめんは肩ロースの焼豚が3枚にホウレン草、メンマ、味玉、海苔。これ850円はネーミング通りお得感がある。
スープは微乳化した風情で、魚粉がちょい添加されているような。
魚介とガラスープのバランスよく、実に旨い。確かに成増の「べんてん」に似た趣がある。また千歳船橋の「勢得」にも通じる味わいだ。
中太ストレート麺は滑らか。
焼豚はどこ肉々しい感じがいい。
メンマは甘味がなくキリっと旨い。後日つけ麺を食べに来たんだけど、臨時休業、また再訪しなければ。
〈店舗データ〉
【住所】東京都三鷹市下連雀3-22-6
【営業】11時~14時30分 土10時40分~14時30分
【休日】水・日
【アクセス】JR中央・総武線「三鷹駅」南口から徒歩4分
東京都三鷹市下連雀3-22-6