四谷の飲食街「しんみち通り」の入口のすぐ脇に、行列の絶えない洋食屋「たけだ」がある。
数回しか訪れたことがないけど、だいたい冬場が多く、季節物の「カキフライ」や「カキソテー」、「メンチカツ」、「カニクリームコロッケ」をいただいていた。
四谷の飲食街「しんみち通り」の入口のすぐ脇に、行列の絶えない洋食屋「たけだ」がある。
数回しか訪れたことがないけど、だいたい冬場が多く、季節物の「カキフライ」や「カキソテー」、「メンチカツ」、「カニクリームコロッケ」をいただいていた。
門前仲町駅から永代通りを渡り、春は桜で賑わう運河にかかる「巴橋」を過ぎる。最初の交差点を左折してしばらく進むと右手の路地に「キッチンまつむら」が現れる。
サラリーマン、OL、ナッパ服を来た客で賑わう店内は、調理する油でいつも煙っている。この日はカウンターに通され、ご主人の調理する姿を眺めながら料理を待つことになった。
この日は晴天だった。
「たまには体にいい食事せーへん? 大地の気ぃ受けて、樹木に触れ合って、体に溜まった静電気放出するとメチャいいねんて、あとはフィトンチッド効果やな」
昔、阿佐ヶ谷の飲み屋で知り合った女友達からのメールだった。「体にいい食事か…」なんか合点の行くものがあり、2人千葉県南房総市へ旅立った。
王子は滅多に来ないけど、ランチで訪れるとすれば、カレー屋の「じゃんご」、同じくカレー屋「むるぎー」(ずいぶん前に西新井に移転した)。洋食なら「La kazawa」ぐらいかな。夜は居酒屋の名店「山田屋」、立ち飲み「平澤かまぼこ」とほぼ決まっている。
それと王子のランドマークだった、激安スーパー「ほりぶん」が閉店して4年ほどになるけど、未だに黄色い建物はそのまま、ずっとほったらかしなのだろうか、気になる。
板橋にある「栄児家庭料理」の辛くてシビレる「麻婆豆腐」が食いたくて、「板橋駅」から結構な距離を歩いた、いつものこと。店の前に来ると閉まっている。
「あれ、どうしちゃったんだろう」
途方にくれていると、通りかかったチャリンコのおばちゃんが、
「閉店したんですよ」
「えっ、そうなんですか、いや~ありがとうございます」
親切に教えてくれる、たぶんボクみたいな客がちらほらいるんだろうね。しかし人気店だったのに、閉店したなんてガッカリ。あの「麻婆豆腐」、「坦々麺」、「水餃子」はもう本郷店でしか食べられなくなってしまった。
「う~ん、どこかおいしい店をないかな」
この日は神楽坂で打ち合わせがあり、一通り話が終わったあと、担当者と昼飯を食うことになった。
「そう言えば『膳楽房』って夜は入ったことあるけど、ランチ食べたことなかったな」
高田馬場駅前「ドンキホーテ」のあるビルの2階に、ロシア料理屋「チャイカ」がある。元々は新宿界隈に店があり、記憶が曖昧だけど、ここに移転してきたのは10年弱前かな? 続きを読む 高田馬場「チャイカ」ロシア料理屋の美味しいオリジナルカレー、ボルシチ、ピロシキ&つぼ焼き旨し。
たまにプラプラするのが、谷根千(谷中・根津・千駄木)。30数年前にこの界隈に住んでいて、方々のみ店を訪れたな。この辺りに来る度に、ちょっと悲しい思い出と、懐かしさが同居するアンビバレントな心持ちになる。
東武東上線の「大山駅」に住んでいた頃、店名は忘れたが、旨い料理屋があった。2、3回ほどお邪魔しただろうか。その後、ボクは新宿に引越しをしてしまい、ふと思い出して大山を訪ねたら、その店がなくなっていた。 それから数年して友人が、
「東武練馬の『棟梁』っていう居酒屋が、ずいぶん賑わっているみたいだぜ」
「東武練馬? そんな店あったっけ?」
ということで確かめるべく、友人と連れ立って「棟梁」を訪ねたら、なんと、大山にあった店だった。もう10数年前のこと。
友人のボンボン社長に連れられて「自由が丘」を訪れた。彼の母親の実家のビルにあるテナントが撤退するという。
「飲食店に使えないか見てもらいたいんですよ」
という経緯。工事中の各テナントを視察するが、どの店舗も飲食店には不向きという結論に達した。もうすぐ昼時ということで、彼が実家に寄ったとき、子供の頃からよく訪れていてという老舗の中華料理屋「梅華」を訪れる。
浅草の国際通りを歩いていて、たまたま入った店。店先には小麦粉25kgの大袋が置かれていて、どうやら自家製麺のようだ。入って右手に券売機、その左手に変形のコの字型のカウンター11席となっている。
およそ30年前、中野の出版社に就職し、同社が数年後に東中野に移転した。その頃よくお世話になったのがこの「大盛軒」だ。テレビの情報番組でもよく登場する店で、東中野の住人で、この店を知らなきゃモグリといわれるほど有名店だ。
青梅街道、成子坂交差点の脇に、昼時行列の中華料理屋がある。店内は縦長に左右にテーブル席が並び、混雑時は相席が当たり前だ。実はこの店、中華屋なのに客の6割注文するのが名物「カツ丼」だ。まるで西荻窪の「坂本屋」さながら。
最近「ビリヤニ」(インドの炊き込みご飯)専門店が増えてきた。またそのブームに乗じて、インド料理店でも、メニューに加える店が目立つようになった。その火付け役は神田にある「シャヒダワット」じゃないかな。
西武新宿線「鷺ノ宮駅」前は、阿佐ヶ谷から中村橋に抜ける「中杉通り」が貫いていて、クルマでちょくちょく走る通り。たまに「カレーやうえの」、とんかつ「やみこや」などに寄る。この日は前から気になっていた「すぎ本」にお邪魔した。
東武東上線「川越市駅」、西武新宿線「本川越駅」の間に「ぽか羅」が誕生して5年弱。といっても国分寺や新所沢で店をやっていたようで、その歴史は結構長い。
久しぶりにネパール焼きそば「チャウミン」を食べてきた。板橋区役所にある「スンコシー」という奇妙な店名、料理人は全てネパール人だけど、なぜか「プルコギ丼」、「ピビンバ」、「スンドゥブチゲ」などの韓国料理も提供している、不思議だね。
京浜東北線の「与野駅」は知っているけど、埼京線の「与野本町」は未経験の駅。ここに初めて降り立ち、しばらく徘徊したけど、正直目に留まるものが少ない。気になった店が駅並びの「ビーンズ」というモールの中にある「麺奏ハモニカ」と、ちょっとはずれにある高架下の「らーめん竜美」。
西武新宿線「中井駅」改札を左手、踏切を渡ってT字路を右折。暫くすると右手に賑わう「くりから」が現れる。ここの主人は中野の名店「川二郎」で働いていた人で、この地に5年ほど前に開店し、あれよあれよという間に繁盛の店になった。
田町にある「慶応仲通り商店街」のはずれに、ひっそりと佇む黒塗りの店。赤暖簾に白抜きに「餃子」と書いてあるだけで、確かに店名がない。
続きを読む 田町「名前のない餃子屋」店名がわからない餃子専門店らしく、誰かが便宜上そう名付けたようだ。寡黙なおばちゃんが作る餃子美味しいよ。
谷中にある「夜店通り商店街」は、相変わらず観光客で賑わっている。異国人向けの旅館もあるせいか、特に欧米人を数多くみかける。正直、特別何かある場所じゃないけど、たまに散策したくなる。だいたいの店は知っていて色々なところをローテーションしている。そんな中でたまに訪れるのが、いぶし銀の洋食屋「マロ」。
「上リブロース」食べましたよ。250グラム2500円が2000円に値下げとはありがたい。
「慶応仲通り商店街」にある目的の店が臨時休業で、仕方なく辺りをプラプラ。商店街のはずれにカレー屋の看板を発見。
「カレーハウス林か、この店知らないな…」
ずいぶん前だけど「石神井公園」をプラプラと散歩していたときのこと、
「あ~腹減ったな…、どこかおいしそうな店ないかな…」
公園を後にして街を徘徊する。狭い商店街はバス通りになっていて、車とぶつかりそうな危うさ。その途中に、
「辰巳軒か、なんか古めかしい中華屋だな…」
この味噌ラーメン屋の記事はちょい昔のもの。
東武東上線「上板橋駅」北口側に、仕事のオペレーションが悪いイタ飯屋があった。ここの店主、自分の仕事のヘマを棚に上げて共に働く母親に当り散らすマザコンだったが、不思議に味はしっかりしていたので、気になって仕方なく、半年に一回ほど様子見で訪れていたけど、とうとう閉店してしまった、2013年のことだ。
その後、この跡地に「宮本太郎」という味噌ラーメン専門店が、2013年の11月頃にオープンした。
「北海道ラーメンを継承した店主が、10年の歳月をかけてたどり着いた旨み」。すごい気合のこもった立て看板だ、それも「人間バンザイ」とはこれまた大仰な店名に、工事中からずつと気になっていた。
遠い昔、三ノ輪に用があり鶯谷からタクシーを拾った。
「ちょっと腹減ってるんで、三ノ輪の近所においしい店知りませんかね」
「いい店ありますよ。『角萬』って蕎麦屋で、『冷や肉』ってのがあって、週2日かは通ってますね。美味しいですよ」
こんな出合いだった。それからこの界隈に用があるとたまに寄っている。
続きを読む 三ノ輪「角萬」大昔にタクシーの運転手に教えてもらった、「らーめん二郎」をホウフツとさせる蕎麦屋の「冷やし肉南ばん」通称「冷や肉」、これがクセになる味わい。
東中野は狭い地域にも関わらず、いい店が犇めいている。洋食なら「レストランイト」、「津々井」、「キッチンドナルド」など。カレーなら「タラキッチン」、「カレーリーフ」。イタリアンなら「ペルバッコイタリアーノ」、「ピッツァリアチーロ」。寿司なら「鮨いち」、「名登利」など。中華なら「味の十番」、「旬の香」、「大盛軒」、「高揚」。そして北京料理の「茉莉」(ジャスミン)もいい店だ。
「あら~タイプだわ~」
隣の客からほほ笑みかけられ肝がヒヤッとした。とりあえず会釈して何事もなかったかのように装うと、
「あら、なに知らん顔してるのよ」
と言われても…。新宿2丁目の小さなゲイバーでの出来事。
「アナタどこか物書き風ね」
「ええ、まあ、食べ物関係のライターでして」
「へー、フランス料理とか」
「いえいえ、庶民の食べ物ですね」
「あら、いいとこあるわよ。アタシが勤めている会社の近所なんだけど『キクヤ』、ここのオムライスコロッケいいわよ」
高価な腕時計、オーダーメードとおぼしき背広から察してこのゲイのビジネスマンは、相当うまいものに出合っているだろうと判断した。
続きを読む 田町「キクヤレストラン」およそ20年前、新宿2丁目のゲイバーの客に教えてもらった「オムコロ」(オムライスコロッケ)旨し!
「カレーライスください」
「ごめんね。たった今ご飯終わっちゃったの」
えっ、まだ12時半なのに、今日は予想以上に客が来たらしい。
「炊飯器のスイッチ入れたから、30分ぐらいで炊けるから待ってもらえる」
「わかりました、ちょっとその辺ブラブラしてきます」
浅草「ビューホテル」の裏手にある古めかしい喫茶店「ピーター」。この店に通ってかれこれ10数年かな。ここの絶品のカレーライスが食べたくて久々に訪れたらご飯が売り切れとは。西浅草をしばらく徘徊して店に戻る。
続きを読む 浅草「ピーター」喫茶店のカレーライスとあなどってはいけない。ビックリするほどクオリティーの高い味わい、ご高齢のママさんは只者じゃないぞ!