高田馬場「楊銘宇」和のテイストに似た中国庶民の鍋料理。


中国人の留学生が多い早稲田大学があるからなのか、高田馬場近辺には中国本土さながらの飲食店が驚くほど林立している。

そんな中、中国全土に6000店舗を展開する土鍋煮込み専門店の日本一号店が、高田馬場店にオープンしたということで友人と訪れた。

1階に「はなまるうどん」そのビルの2階にあった。

店内は中国飲食店の雑然とした感じではなく、小奇麗で整然としている。2人席1卓に4人席3卓。向かい合わせのカウンターが18席と広々。

券売機で「土鍋鶏煮込み」と「土鍋豆腐煮込み」を購入して席に着く。後から学生風の中国人客が1人入店。何回か来ているようで慣れた風情だった。

10分ほどでグツグツと湯気の立つ土鍋が運ばれてきた。まずは「土鍋豆腐煮込み」を一口。

「旨いね~」

濃い口な中国醤油の老抽を使っているのかな。力強い旨味ながら軽やか。豆腐は片栗粉か何かでコーティングした後に油で揚げた感じは、どこか日本の揚げ出し豆腐にも似ているが、それよりパンチがある。これご飯が進むのだ。

「土鍋鶏煮込み」は柔らかな鶏肉がタップリ、その他ジャガイモなど。

鮮明な味付けで、旨味充実。

双方の鍋は中国特有の香辛料はあまり効かせていなくて、和のテイストを感じるので日本人には馴染みやすい味わい。この鶏鍋はどこか秋田のきりたんぽ鍋をホウフツとさせる美味しさだ。

〈店舗データ〉

【住所】東京都新宿区高田馬場2-14-8NTビル2階 電話03-6233-7376

【営業】10時~23時

【休日】不定休

【アクセス】JR・東京メトロ東西線「高田馬場駅」早稲田口から徒歩2分


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