谷町六丁目「大衆食堂スタンドそのだ」安くて美味しいつまみの数々。賑やかで華のある大衆食堂。


午前11時過ぎ、伊丹空港に降り立った。

「ところで取引先の会社って近いの?」

「ありゃ~。関西空港に近いですね。勘違えた」

こりゃまいった。そこから電車を乗り継いで2時間。取引先の会社にやっとたどり着き。長めの打ち合わせを終えた。

取引先の方にクルマで最寄り駅まで送ってもらい、1時間半ほどでなんば駅にたどり着き、歩いて四ツ橋駅にあるホテルへ。少々休憩して、仕事仲間のキモちゃんとサトル君と谷町六丁目へ。

この近所にある「渡邉カリー」や「旧ヤム邸」にも寄りたいけど諦めて、「大衆食堂スタンドそのだ」へ。ここはボクが前に週刊誌で紹介した大衆食堂兼飲み屋。久しぶりの訪問だ。運良くカウンター席が3つ空いていた。

「いらっしゃいませ!」

コの字型の巨大なカウンター。相変わらず活気に満ちている。水道橋の「もつ焼でん」にどこか似た華やかさがある。男の客ばかりだったけど若い娘がメチャ増えていた。

「いい店ですね」

「だろう」

まずはエビスの琥珀でカンパイ。名物「チャーシューエッグ」、「コロッケ」をオーダー。

「これ旨いっスね」

鉄板でチャーシューを両面焼き、そこに半塾の目玉焼きを乗せ、醤油ベースのほんのり甘いソース。これが旨い。

コロッケは分厚くて熱々ホクホク、オーロラソースがベストマッチだ。

途中日本酒やサワーにチェンジ。

腹が減っていたので次々オーダー。

「水餃子」のタレはニンニク風味。

「牛ハラミたたき」は軽く火を通し口当たり良くタレも旨い。

「メキシコキュウリ」は酢、ごま油、一味唐辛子で和えたもの、素朴だけどこれも旨い。「カキキムチ」はタレが甘すぎて残念。

「エビパン」はすり身のエビを塗ってフライにしたもの、これつまみにいいね。

「レバーフライ」ちょい揚げ過ぎだけど、これも乙。

「焼売」柔らかで旨味充実。どれもややチープな味わいなんだけど、これがいいんだな。

途中バイスを一杯。半分ほど飲むとクラクラしてくる。

「これヤバイな」

2杯飲んだら確実にひっくり返る。提供3杯までなのが理解できる。この「スタンドそのだ」、元々中華屋が前身のようで、ラーメンもあったがこの日は食い損ねた。店内の風情は昔風の大衆食堂を思わせるけど、比較的新しい店で、あえて昭和な造りにしているようだが、それが鼻につかないのがいい。東京にもあったらはやるだろうな。

強かに酔っ払って歩いて四ツ橋まで歩いて帰った。

移動と打ち合わせに明け暮れた大阪一泊二日。行きたかった店は沢山あったけど、どうにもならなかった。

〈店舗データ〉

【住所】大阪府大阪市谷町六丁目3-7

【営業】11時~23時

【休日】無休

【アクセス】大阪市営地下鉄谷町線「谷町六丁目駅」3番出口から徒歩2分


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