神田「葡萄舎」居酒屋タイムに久々の訪問。カレーも餃子も美味しかった。


だいぶ前になるけど、友人4人で久しぶりに「葡萄舎」を訪れた。

「おう、小野元気にしてたか」

「はい。なんとかやってますよ」

と店主のケンさん。彼は南アジアを中心に長い放浪生活を送ってきた人で、口髭、長髪を後ろに結んだ風貌は、いまだにボヘミアンだった頃の面影を漂わせている。

この店に出合ったのは20数年前かな。ボクの師匠である御徒町にあったインド料理の名店「モーティマハール」の主人、立川さんに紹介されたのがきっかけだった。

「この店いいですね」

「気に入ったよ」

と友人たち。連れてきて良かった。

お通しはおでんにマカロニサラダ。

2軒目なのですでに酔っていた。焼酎を1本入れ、水割りで過ごした。

「カレーあるけど、食べるか。それと冷凍なんだけど、御徒町で買ってきたパクチー餃子うまいんだよ。どう?」

「いただきます」

※これはランチのカレー。

ここはランチに南インドカレーを提供していて、昼に余ったらものを夜に提供するが、基本夜は居酒屋なのでカレーのみは御法度だ。

上が豆とトマトのカレー、中央にキャベツのポリアル、下がオクラのカレーだ。これをバケットで食す。さっぱりしていて実に旨い。

パクチー餃子は冷凍と思えないクオリティーでメチャ旨だった。

「カレーも餃子もうまいっスね」

相変わらずケンさんの食材のチョイスは素晴らしい。

ここの客層は近隣のサラリーマン、OLはもちろんのこと、主人と同じ匂いを共有する自由人がそのカリスマ性に惹かれて連夜賑わっている。

〈店舗データ〉

【住所】東京都千代田区鍛冶町1-3-10MJ神田ビル5階 電話03-3254-0637

【営業】11時30分~13時30分(ランチは火~金)17時~23時

【休日】日

【アクセス】JR中央線・山手線・京浜東北線「神田駅」南口・西口から徒歩3分
東京メトロ銀座線「神田駅」徒歩5分


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