池袋駅北口、西口界隈はもはやリトルチャイナと化している。いやそれ以前に、日本はすでに中国の民間人によって実効支配されてしまっていると曰う人もいる。確かにそうかも。
そんな一角に見つけた東武デパート脇にある中国食堂「三宝粥店」。池袋に朝方用事があり、その前に朝食ということで、初めて訪れた。
飲食店の入るビルの6階、店内は昔クラブだったような風情、ベルベットの椅子などから想像される。
中国人の従業員が3人ほど、朝方なので客はまばらだが、中国人の老若のカップルが既にいた。もはや中国の食堂そのままだ。
ここはお粥や点心、飲茶が名物のようで、朝食定食はプレーンのお粥、アワ粥、豆乳粥、黒玄米粥、野菜粥、松の実粥、ピータン肉入り粥、海老干し貝柱粥などがあり、副菜などの量により、570、750、900円の3セットに別れている。
この日は570円のA、プレーン粥にお新香、目玉焼き、肉まんのセット。750円のA、野菜粥、お新香、スペアリブのニンニク蒸し、小龍包をオーダー。
小龍包はいたって普通。
肉まんは嫌味な甘さがなくこれは旨いね。12、3分でお粥の登場。
プレーンのお粥は味付けがされていなくお米そのままの味わい。
これにちょい甘辛いスペアリブといただくといい塩梅になる。
野菜粥はしっかりした味付けがされていて、美味しい。
忘れられていて、最後に出てきたオイリーな目玉焼きとともにいただくとまた旨い。
※これはちょい味が薄いな~。
全体的に特筆するものはないけど、中国現地の食堂にいる感じで、どこか旅人の気分が楽しめるので面白い。
夜は中国語が飛び交いもっと賑やかだろう。各種炒め物、飲茶をつまみにお酒も美味しいかも知れない。
〈店舗データ〉
【住所】東京都豊島区西池袋1–28–1第二西池ビル6階 電話03–5956–8881
【営業】24時間営業
【休日】無休
【アクセス】JR・私鉄・地下鉄各線「池袋駅」北口から徒歩1分