有楽町「日の基」味わいの穴場の酒場。


「今日どこかで飲まないか?」

「オレいま横浜にいて新橋とか行きやすいんですよね」とボンボン社長からのメール。彼が所有するポルシェ911のクーラーが壊れて横浜のポルシェ専門店へ修理に出したらしい。彼とは浅草界隈で飲むことが多いけど、たまには都心もいい。彼が好きそうな酒場と思い有楽町の「日の基」で待ち合わせ。先に入りカウンターで飲んでいると電話が鳴る。

「新日の基ですかね」

「いやその隣の日の基だよ」

ものの数秒で現れた。

「ここ渋いっスね」

「だろう」

サッポロの赤星で乾杯したのち、ホッピーに切り替える。

枝豆。

タコ刺し。

ピーマン炒め。どれも文句なし。

カウンターのお姉さん2人、中華系のようだな。暫くすると満杯。

土地柄のせいか身なりのちゃんとした客が多く、隣の女性2人、話の内容から外資系の会社員のようで双方綺麗な方たちだ。だけどこの店の風情とはアンバランスな客だな。でもこの感じが面白いアンビバレントって感じ。

「オレ顔赤くないっスか」

「そうだな、このホッピーの焼酎効き過ぎかもな」

「ですよね」

カメに注がれている「大五郎」を見て2人納得した。急遽日本酒とハイボールに切り替えた。

フィニッシュはポークソテー。これメチャ美味しかった。

2軒目は神保町のバー「しゃれこうべ」をハシゴ。満杯で隅っこのボックス席でチビチビと飲んでお開きにした。

〈店舗データ〉

【住所】東京都千代田区有楽町2-4-4

【営業】17時~24時

【休日】日・祝

【アクセス】JR各線「有楽町駅」日比谷口から徒歩1分


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