門前仲町の居酒屋で、西葛西に住む知人から勧められたラーメン屋だった。
行徳は何回か利用したことがあるけど、南行徳を訪れるのは初めて。開店まで時間があったので辺りをフラフラ。気になるトンカツ屋は見かけたが、他はこれといってピンとくる店には遭遇しなかった。
「まる長」はやや遠方だが、駅前から垂直に伸びる道をひたすら進んで、突き当たる「新浜通り」に面した左角にあるので迷うことはない。
店内は半円形のカウンター9席に4人テーブルが1卓。
メニューは名物の餃子と麺類、そのセットものとなっている。
「まる長ラーメンと餃子ください」
彩の小松菜、ネギ、カイワレ。焼豚2枚に味玉、メンマ、海苔。
濃い目の醤油スープは焦がしネギがアクセント。軽やかな旨味で醤油のエッジが効いていて潔く旨い。
やや縮れの細麺は低加水でちょいパツんとした食感が心地よい。
焼豚は柔らかで五香粉のような風味を感じる。
餃子はちょい大ぶり。
皮は柔らかめで餡はフワっとした口当たり。
野菜がちょい多めで軽く下味が入っているがタレにつけていただくと味わいが締まった美味しい。
忘れた頃に恋しくなる美味しさで、近所にあったら月一で通いたい店だ。
〈店舗データ〉
【住所】千葉県市川市南行徳2-11-3 電話047-359-1887
【営業】11時30分~14時 17時~21時30分
【休日】月
【アクセス】地下鉄東西線「南行徳駅」から徒歩9分