北習志野「MOTO CURRY」2017年3月オープンのカレー専門店。褐色極辛の「ミルチカレー」メチャ旨。


この日、北習志野駅前の「大勝軒」を目指した。不覚にも休日。

「ありゃ~、こんな遠いところまで来たのに…」

いつも無計画に行動する自分に不甲斐なさを覚えながら、

「しょうがない、街をブラブラするか」

と小1時間ほど辺りを徘徊すると、小綺麗なカフェ風のカレー屋を発見。

「よしよし、塞翁が馬だな、いいね」

店内は白を基調とした清潔な店内、左手にカウンター6席、2人席4卓といったスペース。30半ばの体格のいいご主人1人。メニューを見て悩んでしまった。

「チキン、ポーク、ビーフどれも食べたい… ハーフメニューがあれば、2種類食べられるのに…」

「店主一押しの一品、カレー好きならお勧め!」と記された「ミルチ」850円。

「極辛ね、よしこれにするか」

ご覧のものがそれ。食欲をそそる褐色のカレーソースは見るからに辛そうだ。具は鶏とジャガイモ。

卓上の玉ねぎのアチャールをご飯に添えて一口。

「超旨め~、でも辛~い」

サラサラのカレーは奥深い旨み、極めてスパイシー。一気に汗が吹き出す、でも心地よい美味しさなのだ。しかしこのカレーの絵姿、デリーやボンベイのカシミールに瓜二つ。この褐色の色合いはカラメルか?

あっという間に完食。

「大盛りにすりゃ良かったな~」

隣の客が食べているカレーも気になる、ほとんど水気のないカレーで、これも褐色、どこかコルマカレーに似ている。今度、仲間を連れてきて、ここのメニューをぜんぶ制覇したいな。

ご主人の人柄もサイコー。家族連れには子供が食べられるカレーを「試食してみますか?」などと気を使う方。

伺えば、2017年3月にオープンしたそうだ。ちなみにミルチとはヒンディー語唐辛子のこと。

「オープンの時業者さんに、『辛いカレーのいいネーミングなんかないですかね』って言ったら『ミルチがいいんじゃないですか』って言われたのがきっかけです」

とのことだそうだ。「ミルチ」というと、札幌の地下鉄東西線「西18丁目駅」にあるインド料理「ミルチ」を思い出した。味わいは全く違うけどね。

「ところでこのカレー、デリーのカシミールに似てますね」

「ええ、短かったですけど、似たような店で努めたことがありましたて」

ひょっとしたらボンベイなのかな? いずれにしても超旨いカレーだね。

〈店舗データ〉

【住所】千葉県船橋市習志野台2-13-23 電話なし

【営業】11時半~15時 18時から21時

【休日】日・月

【アクセス】東葉高速鉄道・新京成「北習志野駅」T5出口から徒歩約6分

千葉県船橋市習志野台2–13–23

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