高田馬場駅早稲田口から目白方面へ下って神田川の側道を右折。その先にかつてラーメン屋「べんてん」があった隣に、またまたガチ中華が開店したのは2年ほど前。この界隈はあまりにもホンチャンの中華料理屋が次から次へと開店するので、追いついていけない状態だ。
「湘遇TOKYO」の店内は見覚えがある。かつてスポーツバー的な洋食を提供する店だったはず。メニューを眺めるとどうやら湖南料理のようだ。
「木桶ご飯ってなんだ?」
気になったので「豚肉と玉子炒め木桶ご飯」と「麻婆豆腐」オーダーした。
まずはスープ、杏仁豆腐とともに塩茹で玉子が提供される。
歌舞伎町にある「湖南菜館」で食べた塩玉子がビックリするほど塩辛かったので、恐る恐る味見をするとちょうどいい塩気に安心した。
そして豚肉と玉子炒め木桶ご飯がサーブされた。木桶ではあるが、中にステンレス製の器の2重構造となっている。まずは一口いただく。
「美味しいね」
豚肉がたっぷりで、その他具は青、赤ピーマンと玉子焼き。豆豉(発行させた黒豆)と中国醤油の「醤油膏」のような濃い口醤油のような濃厚な味付けだ。これ、豚丼といった味わいで日本人に好まれる味付けだと思う。
麻婆豆腐は豆板醤のほかに豆豉醤も使われているようで、これも濃い口の味付け。
ご飯によく合う味わいだ。そのほかにも気になるメニューがあるのでまた次回かな。
〈店舗データ〉
【住所】東京都豊島区高田3-10-22キャッスルアンザイ1階 電話03-4362-6555
【営業】11時~13時 17時~23時
【休日】不定休
【アクセス】JR・西武新宿線「高田馬場駅」早稲田口から徒歩6分