蒲田「ニーハオ」元祖羽根付き餃子、絶品!


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羽根付き餃子の元祖「ニーハオ」をご存知だろうか。僕はこの店を訪れると、焼き餃子、ゆで餃子を各3人前ずつ、ついついいただいてしまうのだ。カリカリと香ばしい焼き目、モチモチとした皮、噛みしめれば旨味の肉汁がほとばしり、口の中を火傷覚悟でパクついてしまう、とにかくめっぽう旨いのだ。それも焼き餃子が1人前300円とはありがたい。

ご主人は中国旅順出身で、両親が経営していた食堂を幼いころから手伝っていたそうだ。故に手先に覚えがあり、日本に帰国後、友人に振舞っていた水餃子が評判で、仲間から専門店をやるように勧められた。また、当時通っていた 日本語学校の先生から「日本人には焼き餃子がいい」とアドバイスを受け、他店を食べ歩きながら研究を重ね、現在の味を完成させたという。ご覧の餃子の羽根は、見た目を美しくさせるため主人が考案したものだが、今ではこのデコレーションを真似た専門店を巷で数多く見受けるようになった。

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その美味しさの秘密は丁寧に自家製される皮、餡作りにある。その1番の特徴は具で、豚バラ肉を自ら挽き、そこに鶏ガラスープをたっぷりと練りこみ一晩置くことにある。この作業をすることにより、ほとばしる旨味の肉汁が演出されるというわけだ。僕もこの調理法でよく餃子を作るけど、「ニーハオ」のような域にはどうしても達しない、何かが足りないのだ。

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本店の2階で餃子が製造されているのだが、通販、持ち帰りを含めて、なんと日に1万個を売り上げるという人気振りである。

創業から30余年、開店3年目頃から行列し始め、現在、蒲田一の人気店になった。その他、飲茶、一品料理など、どれをいただいても文句なし。だけど、いろいろな地域に支店を持つようになったけど、本店の美味しさを表現しきれていない。


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