餃子が恋しくなって「葛西駅」に舞い降りた。目的は「独一所餃子」だ。5年ぶりの訪問かな。店の前に行くと店舗が綺麗に改装されていた。
従業員は全員中国の方々、ハルピン出身の門脇社長も健在だった。
カウンターに座りメニューを吟味。
餃子はなんと20数種類もあり迷ってしまう。
オーソドックスに「焼き餃子定食」と「五目餃子」を追加した。
ここの餃子は注文を受けてから皮を伸ばし、餡を包む本当の手作りだ。
10分ほどで待望の餃子が運ばれてきた。
玉子スープ、ザーサイ、春雨サラダにライス。手前が焼き餃子、奥が五目餃子だ。
まずは焼きから一口。旨味充実の肉汁がほとばしり、ライスをパクリ。
「旨め~」
モチっとした皮の舌触り、餡は豚肉と白菜のみ。銀座「天龍」と同様、これが正調の餃子だ。とにかく食欲が加速する。
次に五目餃子をパクリ。
「これメチャ旨いな~」
旨味の肉汁あふれ、焼き餃子より複雑な旨味を醸し出している。熱々なんだけど、火傷かまわずワシワシと食べ続け美味しくて箸が止まらない、ものの10分で完食してしまった
友人を連れだって夜に訪れて、ここにあるすべての餃子を注文してビールが飲みたい。でもちょい葛西は遠いんだよね。
ちなみに堀切菖蒲園にある「ハルピン餃子」は西脇さんの姉夫婦が経営が経営されている。ここも旨い。
昼時は近所のサラリーマンでごった返し、夜は家族連れ、噂を聞きつけて遠方からの来客で常に賑わっている。餃子以外にエビマヨや揚げナス、空芯菜や豆苗の炒め物もおすすめだ。ただ麺類はいまひとつだけどね。
〈店舗データ〉
【住所】東京都江戸川区中葛西3-33-19 電話03-3878-0319
【営業】11時30分~14時30分 17時30分~23時
【休日】月
【アクセス】地下鉄東西線「葛西駅」中央口から徒歩3分