浅草「生駒軒」メチャ美味しいカレーライスとシンプルなラーメンに癒された。


珈琲豆用の計量カップを近所で探すが見当たらない。

「かっぱ橋だったらあるかもしれない…」

ということで田原町駅を下車して「かっぱ橋」を訪れた。

目的の珈琲と紅茶の道具専門店「ユニオン」を訪ねるが臨時休業。仕方なくプラプラ。「キッチンワールドTDI」でカリタの計量カップを発見、なんとたったの40円だった。

さて前から気になっていた「生駒軒」へ行こう。ここからだと10数分の道のり。店の前に来るがまだ閉まっていたので、しばらく佇む。

「お客さんが待ってるから、開けようか」

とご主人の声が店内から。扉が開く。

「まだ準備が終わってなくて、中で待っててね」

と女将さん。

「はい。ゆっくりやってください」

カウンターは10席あるが、実質7席といった感じ。2人テーブルが3卓あり、入口すぐのテーブルに座ってテレビを眺める。

「なにします?」

「ラーメンと半カレー下さい」

餃子も考えたが、今日はちょい二日酔い、そんなに食べられない。

「はいお待ちどうさま。半カレーね」

10分ほどで登場。いかにも中華や食堂にある極めてシンプルなカレーライスの絵姿、

一口頬張る。

「旨い!」

具は玉葱、ニンジン、肉。滑らか舌触りで旨み充実。特徴的なものは一切ないけど、これ毎日食べても全く飽きない味付けだ。

「はいラーメンね」

具はメンマ、ワカメ、ナルトに小さめの焼豚。

スープは醤油のエッジがキリっとして、やや薄味ながらシンプルで美味しい。

中細のちょいウェーブ麺はツルンとした舌触りで若干柔めながらこれもいい。

メンマは余計な味付けがされていなく、いい歯応え。

小さめの焼豚は柔らかで、下味がしっかり入り実に旨い。

「フルサイズのカレーとチャーシュー麺にすりゃよかったな…」

と後悔した。この店はいいね。次回は餃子、カツカレー、ワンタン麺、悩むな。

勘定を済ませて表に出て田原町へ歩いていると。

「どうもね。また来てね」

とご主人がチャリに乗って挨拶してくれた。買い出しの帰りかな。いいオヤジさんだな。

〈店舗データ〉

【住所】東京都台東区雷門1-12-1 電話03-3844-6853

【営業】11時30分~15時 17時~20時

【休日】水

【アクセス】東京メトロ銀座線「田原町」3番出口・「浅草駅」A5番出口から徒歩4分


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