オープンしてから2年ほど経過しているけど、初めての訪問となる。
この店名を耳にしたとき、広尾の割烹屋「賛否両論」を思い出した。別に何か関わりのある話じゃないけど、ただ響きがね。
開店前にすでにカップル2人組が待っていた。11時30分になると店内のカーテンが上げられオープン。
券売機で中華そばか煮干し中華そばに悩むが、プロトタイプの味を知るべく「中華そば」750円+「味玉」100円を購入する。
店内はL字のカウンター7席。生真面目そうな40半ば過ぎのご主人と中国訛りの女性2人で切り盛り。
いかにも正調醤油ラーメンといったビジュアル。やや厚みのある焼豚2枚、肩ロースとモモかな? 細切りメンマ、海苔にネギ、小松菜。アクセントにノの字のナルトが可愛らしい。
スープはスッキリとして潔い醤油味。これ無化調かな。
中細のストレート麺はやや柔らかめの茹で加減、これ中間の加水だと思う。
焼豚は独特な風味があって旨いね。これ何を使っているのか。味玉はやや甘めのタレで仕上げている。
ご主人の丁寧な仕事ぶり、突出した個性があるわけじゃなく、あくまでも穏やか。この一杯はふとした時に恋しくなる味わいだな。次は煮干し中華だな。
〈店舗データ〉
【住所】東京都北区東十条311–6 電話03–6903–3688
【営業】11時30分~14時30分 17時30分~21時 日11時30分~14時30分
【休日】月
【アクセス】JR京浜東北線「東十条駅」北口から徒歩3分 地下鉄南北線「王子神谷駅」3番出口から徒歩3分
東京都北区東十条311-6