大久保で昼飯だったらカレーの「魯珈」、「小さなカレー屋」、「ソルティーカージャガル」。中華だったら閉店しちゃったけど「日の出食堂」。夜ならスパイスラム焼きの「千里香」など、まだいろいろあるけど。
大久保「瀧元」は素晴らしい居酒屋だ。ここは。いつも予約の客でいっぱいだけど、開店間もないころなら、カウンターに座れる。
客層はほぼサラリーマンだ。厨房には70半ばのご主人とその息子さんかな? フロアーのお兄さんの3人で切り盛りされている。
とにかくここは何をいただいてもよく出来ている。
例えばお通しも凝っていて、だいたい3点盛り。今回は蒸しエビ、蒸しハマグリ、ワカサギの天ぷら。蒸しエビのマヨネーズは自家製でこれ酸味、塩気が素晴らしい。ワカサギの天ぷらは一瞬フリッターのようにも見えるけど、この衣がフワフワでシットリ、メチャ旨い。
それと名物の「タラ豆腐」、タップリのネギと鰹節、出汁のしっかり効いたサッパリとした汁、熱々の豆腐、ほろっとした真ダラ、美味しいよ。
その他刺し盛りも鮮度がいい。
「白子焼き」は香ばしいキリっとした醤油がねっとりとした白子によく合う、これ日本酒が進むんだな。
また接客も素晴らしく、感心させられる。とにかくご主人は腕と舌がいいね。
※このグリラーで焼かれた魚が旨い。
夜しか来たことがなかったけど、ある昼時、この界隈にいたので、ちょい寄ってみた。
メニューは16種類、全品950円で、12種類の小鉢から一個チョイスできるシステム。
この日は「寒サバの塩焼き」ご飯、みそ汁、お新香、豆腐汁にチョイスしたシラスおろし。味噌汁は赤出して熱々、豆腐汁もいい。脂のたっぷり乗ったサバは香ばしくメチャ旨。
この居酒屋は優れている。
〈店舗データ〉
【住所】東京都新宿区百人町1–23–7 電話03–3371–3789
【営業】11時30分~14時 17時~22時
【休日】日
【アクセス】JR総武線「大久保駅」南口から徒歩3分