「アタシ腎虚(じんきょ)かもしれないから、漢方薬を処方する前に、腎に働きのいい鹿肉を食べたいんだけど、付き合って」
足のむくみを気にする友人からの誘いだった。そこで探した店が神田にある「焼きジビエ罠手止め」。
「アタシ腎虚(じんきょ)かもしれないから、漢方薬を処方する前に、腎に働きのいい鹿肉を食べたいんだけど、付き合って」
足のむくみを気にする友人からの誘いだった。そこで探した店が神田にある「焼きジビエ罠手止め」。
商品開発の打ち合わせで、まずは昼飯を食べてから。ということで取引先のキモちゃんと「本石亭」の前で待ち合わせ。
ちょっと前に神保町の「小学館神保町アカデミー」で「華麗なるカレーの楽しみ方」の第2弾として、美味しいカレーの作り方など、ホールスパイスを持参しての講座を開いた。
秋葉原に移転した「スープカレーカムイ」があった店舗に、6月24日に「アヤムスープ茶屋」がオープンした。
岩本町にあった「スープカレーカムイ」が秋葉原に移転後、その跡地に6月26日にオープンした「アヤムスープ茶屋」の様子を確認するため神田を訪れた。
この日、仕事先の友人と13時にカレーの「本石亭」で待ち合わせをした。だけど中に入るとすでに売り切れ。
「小野さん久しぶり、ゴメンねもうなくなっちゃったのよ」
と店主の太田さん。
「しようがないです、また来ますね」
で本石亭を後にした。
「小野さん、小川町の『三燈舎』知ってますか?」
「いや、知らないよ」
「八重洲の『ダバインディア』出身の人みたいですよ」
と飲み友、塚ちゃんからのメールだった。
神田にある某出版社で13時から打ち合わせがあり、その前に腹ごしらえ。ずいぶん前に出来た店で一度訪れたことのあるカレー屋、すでに味を忘れてしまっていた。
岩本町の会社でちょい打ち合わせ。
「この近所にイタ飯屋があって、まだ食べたことがないんですけど金曜日限定でカレー出してるんですよ」
「へ~行ってみようよ」
神田で打ち合わせを終えて、昼飯に悩む。
「カレー、ラーメン、天ぷら、洋食…う~ん。あっ! やまいちにしばらく行ってなかったな」
ということで、トンカツ屋やまいちを訪れた。
神田で仕事の打ち合わせを終えてランチタイムちょい前。神田西口商店街をプラプラ。200mほど右手に、
「餃子専門店の『いってん』ね…入ってみるか」
御茶ノ水にある「ジャズオリンパス」の小松さんと編集者Mと3人で飲むことになった。
指定された場所は神田「浜貞」という店。Mとは長い付き合いでちょくちょく飲んでいるけど、小松さんとは初めてだ。
御茶ノ水でサラリーマンを過ごしていた時期があった。その頃、たまに訪れていたのが「栄屋ミルクホール」。創業は70有余年。
バブルの余韻の残るまだまだ華やかな最中、奇をてらった創作料理賑やかに、今のラーメンブームの土台となる、創作ラーメンもちらほら出始め、中華屋、食堂の質素な食事がないがしろにされていた頃だったかもしれない。そんな慌ただしい中で、ホっと一息できる店がここだったように記憶している。
続きを読む 神田「栄屋ミルクホール」キリっとエッジの立った美味しい醤油ラーメン。古めかしい店内でいただくと美味しさもさらに相乗する。
地下鉄千代田線「大手町駅」から3分、または都営新宿線「小川町駅」から4、5分ってとこかな。老舗の中華屋だ。
この店、誰に勧められたか記憶になく、
「確かこの変にいい中華屋あるって聞いたよな…」
と漠然と尋ねたのが始まり。
仕事モードの時じゃなければ、神保町での昼飯で行く店はだいたい決まっている。カレー屋なら「共栄堂」、「ディラン」など各店。洋食やトンカツなら「アミ」(閉店)、「万平」、「キッチン南海」、「ポンチ軒」。割高だけど天ぷらなら「山の上ホテル」、廉価店なら「天丼屋」、「いもや」。中華だと「太一」、「スヰートポーヅ」、「新世界菜館」。
そんな中、駿河台に会社があった頃もっとも通ったのが「神田餃子屋」だ。とにかく大衆中華の中でここはクオリティーが高い。
神田界隈の裏道、袋小路の一角に煮しまったようなボロボロの中華料理屋「白蘭」がある。この店を知って20数年ぐらいかな。1階にテーブル席はあるが、混雑しない限り2階へ通される。階段を上がっていくと、
「坦々麺でいいですか」
とオバちゃんの一声。
「はい。お願いします」
東南アジアを中心に長い放浪生活を送ってきた主人。口髭を蓄え、長髪を後ろに結んだ風貌は、ボヘミアンだった頃の面影を漂わせている。
この店に出合ったのはおよそ15年前。僕の師匠である御徒町にあったインド料理の名店「モーティマハール」の主人に紹介されたのがきっかけだった。「葡萄舎」は当時、ランチはやってなく、酒の肴のメニューとしてカレーがあり、その美味しさには定評があった。
神田小川町の交差点2階に「ガヤ」というカレー屋出現、2014年頃に出来にできたのかな? ここは昔「あるでん亭」というスパゲティ専門店があったところで、よく通った店だった。
明治17年創業、戦火をまぬがれた建物は重厚で歴史を感じる。この店に通ってかれこれ30年ほど。ここの蕎麦は石臼で蕎麦の表皮と一緒に挽いた「挽きぐるみ」と呼ばれるもの。麺はやや長めで、ちょっとざらつくはずの「挽きぐるみ」だけど、ここはツルッとした喉越しで、濃い口のツユはやや甘めでこれがいい。
インドの炊き込みご飯、「ビリヤニ」をご存知だろうか? ツヤツヤとオレンジイエローに光彩を放つライスを一口いただくと、しっとりと滑らかなご飯の舌触り、スパイスの複雑なハーモニー、素材の旨味が凝縮されたその味わいに、誰もが虜にさせられる。
この店に出合ったのは、神田、日本橋界隈を当てもなく散策しているときだった。小さな袋小路に迷い込むと、ビストロやイタメシ屋がちらほら、
「なんだか面白そうだな……」
と回り込んでいくと、小さな行列を発見。「本石亭」と記されて木製の看板下に「欧風カレー・インドカレー・ドライカレー・キーマカレー」のメニューが目に飛び込んできた。最近出合ったカレー屋で、いまダントツ一押しの店と言っていいだろう。
※写真ガラケーで撮ったものなので粗いです。今度撮り直します。
カレー屋の激戦区、神田、御茶ノ水界隈にこの「トプカ」が開店したのは20数年になるだろか。神田須田町老舗のそばや「松屋」で、いつもカレー丼を食い続けていたのだが、ある日「松屋」の横に突如出現した。