高田馬場のある立ち飲み屋で、見知らぬ客と話をしていたら、なんと焼きそば専門店「みかさ」のオーナー福島三郎さんだった。
「焼きそば旨いですね」
「ありうございます」
「ただ気になるのが、あの焼きそば、モダン焼きにしか思えないんだけど」
「実はその通りなんですよ」
高田馬場のある立ち飲み屋で、見知らぬ客と話をしていたら、なんと焼きそば専門店「みかさ」のオーナー福島三郎さんだった。
「焼きそば旨いですね」
「ありうございます」
「ただ気になるのが、あの焼きそば、モダン焼きにしか思えないんだけど」
「実はその通りなんですよ」
「地元の人が大好きな食堂っていうか食べ物屋ってありますかね」
「ああ、それだったら『いむらや』かな、だよな」
「そうね、みんな子供の時からよく食べてる焼きそばがあるんですよ」
高田馬場の駅に近い住宅街の裏路地に、突如現れた焼きそば専門店。
店の前を通りがかったとき、ガラス越しに麺を打つ作業を目撃して「新しいうどん屋が出来たのか」と看板も見ずに店内へ突入。カウンターに座ると、どうも様子がおかしい。