1月28日。奈良から東京、西荻窪に進出してきた南インド料理屋「タロカリ」のオープニングセレモニーに呼ばれました。
1月30日のグランドオープンを前に、カレーが大好きな連中が集った。この日は珍しく雪が降り凍える寒さ、4時過ぎに西荻窪に到着するものの、道に迷い20分も徘徊してたどり着いたのが4時30分。
「遅れてすみません」
店内にいたのは食品メーカーのベテラン社員2人と、カレー細胞の松さん、カレー評論家の飯塚さん、カレー研究家のスパイシー丸山さん、カレー&ビリヤニ同好会主催の栗原さんがいました。
店主、タロさんご夫妻と記念撮影の後にコースの食事となった。
ここのカレーには北海道白糠にある「茶路めん羊牧場」の羊肉を使用しているそうだ。
まずは「マトンのすね肉のニハリ」。ニハリとはマトンの脚の肉を使ったムスリムの煮込み料理で、やや濃厚なものが多い。このニハリはサッパリとしたスープ状で、塩気もちょうどよく、すね肉のプリっとした食感もよく美味しい。
次に「マトンスペアリブのロースト」。
ドカンと肉厚のスペアリブ。適度に柔らかで、添えてあるグリーンチャトニをちょいつけていただくとこれが旨いね。
そしてメインの「對馬流南インドカレーのプレート」の登場だ。
中央がキーマ。時計回りに海老。
ダール。
チキンカレーで煮込んだモモ肉。
リンゴのアチャールにキャベツのポリアル。
ライタにチキンカレー。そして中央にインディカ米のターメリックライス。
どのカレーもエッジが立ったスパイス感でシャープな切れ味。そしてメチャ辛口。
ホロホロと崩れる柔らかなモモ肉、ライスと一緒に混ぜていただくと実に旨いね。汗がダラダラと流れてくる。
それとリンゴのアチャールは初めて食べる。この辛口のカレーにピッタリの副菜だ。
ビールを飲みながらくつろいでいると、カレーおじさんことAkinoleeさん。本駒込の「スパイスバルコザブロ」の店主、くっきー似の菅原さん。初めてお会いするカレー3兄弟という3人組が入店。店内がにわかに活気づいてきたが、後があり、お先においとました。
美味しいカレーでしたご馳走様でした。
〈店舗データ〉
【住所】都杉並区西荻南15-3高梨ビル1階
【営業】11時30分~14時 18時~22時30分
【休日】月・木
【アクセス】総武・中央線「西荻窪駅」から徒歩2分