西所沢「negonbo33」炎のカレー職人がこしらえる、色とりどりな地モノ野菜豊富な逸品のインドカレー!


dsc06680この店を知ったのは、友人「お気に入りのカレー屋さん700」のブロガー、たあぼうこと島津さんの情報からだった。ずいぶん前に1回だけお邪魔して、そのまま。今回、所沢の友人に夕方現地で会う約束があり、

「あっそうだ『negonbo33』行ってみようかな

とそんな気分で旅立った。西武池袋線「西所沢」に降り立ち、駅前の地図を眺めると、公共施設でもないのに「negonbo33」が地図に載っていて驚いた。

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店の前に到着するとちょうど開店準備中。

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「どうぞ中でお待ちください」

とにこやかな店主。この店は靴を脱いで上がるので留意して。

入口から縦に2人席のテーブルが2卓、右手にカウンター4~5席となっている。

暫く下準備がつづき、

「本日は野菜カレーだけです」

「じゃあそれで」

「かしこまりました。小野さん初めてですよね」

「えっ! 僕のこと知ってるんですか? いや実は2回目なんですよ」

「ぜんぜん気づかなかった」

「何人かで、あっちのテーブルだったし。それとアゴ鬚も生やしてニットキャップにでっかいサングラスかけてて、怪しいファンキーなオヤジみたいだったから」

「その姿見てみたかった。ボクは小野さんの本からヒントもらって、いろいろカレー作ってましたからね。それと『鳥肌の立つカレー』あれ美味しいですよね」

「いやいや、それは恐縮です」

それから前述の「お気に入りのカレー屋さん700」の島津さんの話で盛り上がる。

「隣のコーヒー豆屋、僕のカミさんなんです、最近店始めたんですよ」

「そうなの、じゃせっかくだからコーヒーも下さい、ホットで」

真隣にある「山田珈琲焙煎所」が店主の奥さんの珈琲屋らしい。

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彼のカレー作りを眺めていると、中華鍋を使ってパッパと炎を上げながら調理をする勢いのある姿は炎のカレー職人って感じだ。

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そして登場した「野菜カレー」1400円は、見たこともない色とりどりな地モノ野菜ばかり、そしてボリューム満点の絵姿。

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「大きな緑色の野菜が『カーボロ・ネロ』、これキャベツの一種ですね」

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ライスの奥にデコレートされているものは大根の葉と里芋、イチジクのポリヤル。カレーを一口味わうとほどよい酸味と、仄かな自然な甘み、塩分はかなり控えめで、食べ終わる頃にドンピシャになるよう計算されているような。スパイスはどれも突出せず、バランス良し。

「いや~美味しいですね」

「ありがとうございます」

「これなんですか?」

「それ落花生です」

なんと殻のまんまのピーナッツだった。いや~面白い。

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「ほんの少しですけど『ラムキーマ』と『レバーカレー』試食してみてください」

「ありがとうございます」

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「ラムキーマ」はドライに仕上げた肉のクセを全く感じさない、柔らかなスパイス感。「レバーカレー」はココナッツ風味でネットリとした舌触り、レバーティッカといった味わいだ。

最後に奥さん焙煎の「マンデリン」をいただいてフィニッシュ。

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「ごちう様でした、美味しかったです」

「また来てくださいね」

ちょい遠いけど、実にいいカレー屋さんだ。

〈店舗データ〉

【住所】埼玉県所沢市星の宮11 電話0429288623

【営業】11時30~13時30 18時~21時 日曜日はランチのみ

【休日】月曜・第3日曜日

【アクセス】西武池袋線「西所沢」駅より徒歩8分。西武新宿・池袋線「所沢」駅より徒歩15分。


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