巣鴨「丸文」味わいの大衆割烹。


過日、巣鴨から千石へ向かう中山道の路地裏に「丸文」があった。扉を開けるとすでにボンボン社長が待っていた。「この店は知らなかったな」

「最近ちょくちょく寄るんですよ」

ご家族経営のようで、長老のご主人が1人で厨房を切り盛り。近隣に住んでいるであろう客が多く、実に心地よい和の空間となっている。

まずは生ビールで乾杯。

お通しはマグロの佃煮。

メニューを見ると生のホタルイカが目に留まる。

「これいいな。すいませんホタルイカお願いします」

「他のモノもちょこっと盛りましょうか」

「そうしてください」

ホタテ、中トロ、生ホタルイカの3点盛りだ。2人ずつに分けられた気の使いようがいい。

生ホタルイカを醤油にちょい浸してやはりパクリ。磯の香、ワタの旨味などネットリとして実に旨い。

2人体に気を使ってサラダを注文する。

ありがたいことに4種類の自家製ドレッシング。好みじゃないドレッシングをかけられるより、自分で選択できて実にいい。

途中「〆張鶴」に変え、熱燗へ。

ソラマメで小休止。

〆に鶏のから揚げを注文。

「かなり時間かかりますけど、いいですか?」

20分ほど待たされて登場したのがご覧のモノ。唐揚げと言うよりは鶏カツ。

サクサクでシットリ、下味がしっかり入って旨いな。

すべての仕事を終えたのか、ご主人はカウンターに腰かけて一息。その後30分ほどくつろいでお暇した。

2次会は駒込のスナック「ロマン」へ。歌いまくって帰路についた。

〈店舗データ〉

【住所】東京都文京区千石4-43-5 電話03-3942-8723

【営業】17時30分~23時

【休日】日・祝

【アクセス】JR山手線・都営地下鉄三田線「巣鴨駅」から徒歩6分


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