大手町「ゼロツーナシカンダールトーキョー」マレーシアの大衆食堂。


大阪から三田に進出した南インドカレー「ゼロワンカレー」の2号店が、2月1日大手町に誕生した。

店名は「ゼロツーナシカンダールトーキョー」。ゼロツーはゼロワンの2号店ということだが、ナシカンダール(一般的にはナシカンダーと呼称する)とはマレーシアで総菜やカレーなどを提供するポピュラーなの食堂のこと。ナシカンダーはマレーシアに移民した南インド人が天秤棒でカレーを売っていたのが始まりだそうだ。ゼロワンの店主が現地でよく食べていたそうで、日本でこのスタイルを取り入れた。

この日はナシカンダーの食事とゼロワンの店主、立石侑志さんとマレー料理研究家の古川音さんのシークショーが催された。

オープンエアーでナシカンダーが運ばれてきた。

手前は南インド風のカレー。キャベツやインゲンの付け合わせ、ビーフン、スパイシーなチキンから揚げ(アヤムゴレン)にエビ煎。

カレーはブラウンマスタードシードなどが見え隠れする南インドのオーソドックスなカレーで穏やかに旨い。パパドゥの要領でエビ煎を粉々にしてすべてを混ぜ合わせるとまたいい。

奥がバナナの葉に包まれたナシレマ。エビのスパイス炒めにパンダンリーフで香り付けされたインディカ米の料理。エビの風味の効いた逸品。

最後は麺料理、アッサムラクサ。これはペナン島の名物ラクサで、サバなどの魚介で味付けされた辛酸っぱい麺。魚の風味が前面に出た味わいだ。

その後シークショー。日本に住むマレーシア人なども参加してナシカンダーの話で盛り上がった。

〈店舗データ〉

【住所】東京都千代田区大手町1-9-2グランキューブ1階 電話03-5542-1203

【営業】11時30分~21時

【休日】無休

【アクセス】東京メトロ大各線「大手町駅」C2c出口から徒歩6分


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください