大山「洋包丁」懐かしのハンバーグを食す。


東京メトロ副都心線・有楽町線の「千川」から歩いて大山方面へ。途中、30歳の頃住んでいたアパートを何気なく確認すると現存していたが誰も住んでいない様子。おそらく建て替えるのだろう。

このアパートから東十条へ移り住み、再び大山の「ハッピーロード商店街」にある眼鏡屋の2階に引っ越しをした。その懐かしさのついでに「洋包丁」へ、高田馬場店はたまに寄るけどここは30年ぶりになる。この界隈(ハッピーロード商店街側)に多くの洋食屋があったけど、現存し、しばらく待つ。L字のカウンターは12席ほど。

「ハンバーグください」

「15分ほどお時間いただきます」

ここの名物は「からし焼き」だけど、ハンバーグは高田馬場店にはないので待つことにした。老若のカップル、男1人者の客が目立つ。単行本を読みながらしばし待つ。

「お待ちどうさまです」

大ぶりなハンバーグにトマトベースのソース。目玉焼きにナスの炒め物、付け合わせは定番のカレー風味のスパゲティとなっている。

まずはハンバーグを一口。洋食のハンバーグと言うよりは食堂のおばちゃん手作りの素朴な味わいという感じ。甘目なソースはホッとする美味しさで、パティはスパイスなど控えめで、柔らかでご飯が進む。

また具だくさんの味噌汁が旨い。どこか豚汁に近いね。

合間にカレースパをつまむとちょい刺激的でいいんだな。

現存する洋包丁は池袋西口、高田馬場、新板橋とこの大山の4店舗。かつて江古田にもあったけど、ある日無くなっていて、その後「キッチンABC」に姿を変えていた。

〈店舗データ〉

【住所】東京都板橋区大山町8-8 電話03-3973-1188

【営業】11時~20時

【休日】金

【アクセス】東武東上線「大山駅」東口から徒歩3分


「大山「洋包丁」懐かしのハンバーグを食す。」への2件のフィードバック

  1. ABC食堂、洋包丁は池袋にあったキンカ堂食堂の流れですね。運営会社らしきものは見当たらないのですが、現存の各店は独立店なのでしょうか。

    1. キンカ堂食堂は初耳でした。情報ありがとうございます。ABCは独立店ではなく確か全体の経営者がいると思います。それと洋包丁は各店微妙に異なりますが、カレースパはどこにもあるので、これも同経営者がいるのではと思います。

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