青梅街道をクルマで走っていて前から気になっていた中華屋だった。阿佐ヶ谷で午前中野暮用を済ませ、中杉通りから青梅街道を右折。しばらくすると右手に「和佐家」が現れる。
11時開店のはずなのだが、まだ仕込み中。
「何時ぐらいになりますか?」
「まだご飯が炊けてないのよ。半ぐらいかな」
表で佇んでいると、
「中に入って待ってて」
との臨機応変な対応が気持ちいい。70半ばのご主人と女将さんの2人で切り盛り。L字のカウンター10席。
初めての中華屋ではファーストチョイスはラーメン、餃子だが。この日は体がタンパク質を欲していたので「チャーシュー麺」830円と「餃子小盛り4個」360円をオーダーした。
しばらくするとぞろぞろと客が入ってきて満席になった。
もも肉かな、チャーシューは6枚、ほどよい下味。たっぷりの長ネギにメンマ、アクセントにナルト。
やや褐色のスープは潔い醤油味で軽やかな旨味で美味しいね。
中太ウェーブ麺は多加水で、モチモチで滑らか、これも旨い。店内にあった麺のコンテナには「玉藻製麺」の文字、初めて知る製麺所だ。
メンマも味付けもいい。
ラードで焼いた餃子はニンニクがバチっと効いている、下味が入っていないのでタレに付けるとちょうどいい。
このスープや麺だったらタンメン系も抜群のはず。肉丼やチャーハン、炒め物も気になる。
仲良し老夫婦の風情もよく、近所にあったら週1で通いたい店だな。
〈店舗データ〉
【住所】東京都杉並区阿佐ヶ谷南3–10–2 電話03–3398–6215
【営業】11時~21時40分
【休日】日
【アクセス】地下鉄丸ノ内線「南阿佐ヶ谷駅」徒歩6分 JR総武線・中央線「阿佐ヶ谷駅」から徒歩10分
間違いなく旨い店です。
小ぢんまりした店も懐かしさを伺える。
仕事柄、たまに昼飯を楽しめるオアシス的存在、毎日でも足を運びたい旨い店。
『何故なんだ⁉️、子供の頃に感じた匂い、音、心地好い空気』
余計な物はいらない、腹が減ったらここに来て食べる、何でも旨い、とくに米が旨い❗️
炒飯は絶品です。(しっとり系)
いつもご覧いただいてありがとうございます。ご夫婦の感じもとても良くて、その後何回か訪問して色々食べました。すべてが美味しいですね。