たまにしか来ないけど、この店を知って7、8年になるのかな。
ランチはいつもちょい行列。まず入口で名前と人数を書いて順番を待ち、奥さんと思しき方に名前を呼ばれて店内へ、というシステム。なんせ8席しかない狭小の店ゆえだ。
ランチの炭火焼ハンバーグは「スタンタード160g1300円」、「クイーン260g2680円」、「キング360g2060円」、「ポンド450g2400円」。その他、炭火焼ステーキ200g2200円」、「リブロース200g3980円」、「サーロイン160g3980円」、「ヒレ220g6480円」、「シャトーブリアン160g7560円」となっている。
またソースは「デミグラス」、「和風」、「和風おろし」、「にんにくしょうゆ」、「オニオンと唐辛子」、「ブラックペッパー」「マイルドブラック」の7種類からチョイスする。
この日は「クイーン260g2680円」、マイルドブラックソースをオーダーした。
狭小ながらL字のカウンターはゆったりとして、ジュージューとグリルで焼かれる響き、ちょい焼き鳥屋のように立ち込める煙、香ばしい匂いに食欲が掻き立てられる。
まずはしっかりとした具だくさんのスープ、
そしてちょいボリュームのサラダ、これいいね。
「熱いのでお気おつけ下さい。まずはそのままで、その後少しずつソースをかけてお召し上がりください」
熱々の鉄板には俵型のハンバーグを半分にカットしたものが運ばれてくる。キャベツとニンジンのグラッセ、インゲンにホクホクのジャガイモ1個。
表面はカリカリで香ばしく中はレアでシットリ。
「熱っちっち~、旨いな~」
粗挽きの存在感が、ほどよく肉々しくてたまらない。合間に付け合せの野菜、ライスを頬張りながら、マイルドブラックソースほちょいかけてまた一口。
「う~ん、これもいいね」
ブラックペッパーが仄かにアクセント、深いコクと旨味、このソースいいね。口の中を火傷させながらバクバク、フォークが止まらない。
「これキングサイズでも行けちゃうね」
店主、奥さんお2人とも穏やかで、なおかつ接客も素晴らしい。
〈店舗データ〉
【住所】東京都文京区千石4-45-15 電話03–3943–5760
【営業】11時30分~14時 18時~21時30分 土・日・祝11時30分~14時
17時30分~21時30分
【休日】不定休
【アクセス】都営地下鉄三田線「千石駅」A4出口から徒歩3分 JR山手線・都営地下鉄三田線「巣鴨駅」から徒歩8分