銀座から新橋へ抜ける中央通り沿い、首都高速道路手前左手「ジュエルボックス銀座」ビル８階に、オイスターバー＆レストランの「オストレア銀座８丁目店」がある。
店内へ一歩足を踏み入れると、目の前にはクーラーケースにデコレートされた瑞々しくい牡蠣が出迎えてくる。その景観は牡蠣をこれからいただく高揚感を充実させてくれる洒落た演出である。
その奥にはオープンキッチン、左手にバーラウンジ、右手には銀座中央通りが見下ろせる、光彩陸離な広々としたシックでモダンなフロアーが広がる。
メイン食材の生牡蠣は、日本各地はもとより、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカワシントン州から取り寄せられ、およそ１４種類が常時用意されている。それも清浄海域で育てられたものを、さらに紫外線殺菌（紫外線で
殺菌された無菌状態の海水に一定時間牡蠣を入れ、浄化さたもの）を施し、前日に水揚げされたものだけを扱う極めて気の行き届いた仕入れで、紛れもなく新鮮そのものなのだ。
まずはオイスタープラッター（盛り合わせ）で、各種牡蠣を６ピースチョイスするのがお勧め。一番人気は北海道「仙鳳趾（せんぽうし）」がいい。大ぶりな身、その力強い旨味とコクに驚かされる。それは海のミルクと称される牡蠣本来の旨味が伝わってくる美味しさではないだろうか。その他、北海道厚岸の小ぶりでサッパリとした「カキえもん」など、各国各地域の牡蠣をチョイスして、自分好みの牡蠣を見つける楽しいひと時を過ごそう。当然牡蠣にはワインがしっくりくるもので、白ワインを中心に、なんと３００種類、およそ１３００本のワインが用意されている。
アラカルトメニューは、豊富な魚介類を中心に構成され、例えば魚介の煮込み料理で「アクアパッツァ」がいい。また「ウニのパスタもおすすめだ。でも日によってメニューが変わるので留意してもらいたい。