西新宿「登喜和」中華料理屋なのに名物は「カツ丼」。


青梅街道、成子坂交差点の脇に、昼時行列の中華料理屋がある。店内は縦長に左右にテーブル席が並び、混雑時は相席が当たり前だ。実はこの店、中華屋なのに客の6割注文するのが名物「カツ丼」だ。まるで西荻窪の「坂本屋」さながら。

この「カツ丼」750円は、ちょい厚めの肉は柔らかで、衣はややサクっとしながら、タレがいい具合に染みて美味しいね。玉子の火の入れ加減もドンピシャ。なにがどう美味しいのかって、この「カツ丼」の場合、ちょい表現が難しくて、何気なく旨いとしか言いようがない。またボリュームもって、ふとした時に恋しくなる逸品だ。

その他「オムライス」、「チャーハン」、「肉ピーマン丼」なども美味しいね。また麺類もどれも申し分なし。

例えば「五目ソバ」800円は、彩り鮮やか、野菜たっぷりで、ウズラが2つ。ストレートの普通麺は極めて滑らか、限りなく優しい塩味で、悪戯に化調していないところに好感が持てる。

「餃子」400円は、カリッとしていて、いいんだけど、正直おすすめできない。餡はほとんど野菜で、キャベツの甘味がちょい効いていているだけ、タレを付けてもボヤっとした味わいがただつづく。でもその他のメニューはどれもスキがない、行列必至なのもうなずける。

〈店舗データ〉

【住所】東京都新宿区西新宿6296電話03-3348-5550

【営業】11時過ぎぐら~15時 17時30分~20時30分

【休日】土・日・祝

【アクセス】丸ノ内線西新宿駅より徒歩5分


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