新小岩「コメトステーキ」コスパお見事。迫力のステーキ、醤油ベースのソースも美味しいね。


「新小岩の『コメトステーキ』、メチャ美味しいんですよ」

とボンボン社長からの情報。コスパが素晴らしくなおかつ旨いらしい。早速新小岩に舞い降りた。

駅前の「ルミエール商店街」を抜け、道沿いを左方向へ、「江戸信横丁」の住宅街に店名のない黄色いテントの店を発見した。

「いや~、けっこう歩いたな」

親子が並んでいて、その後ろにつく。しばらくするとボクの後ろに6人ほどの行列だ。店の様子をうかがうと、ステーキを4人前ずつ作り提供するシステム。果てして30分ほどで店内へ。

券売機で「米とステーキよく焼き」1600円を購入して席に着く。L字のカウンター10席だ。

「モヤシ、ご飯はどうしますか?」

「ぜんぶ普通でお願いします」

モヤシ、刻みニンニク、ご飯の量が調整できるようだけど、なんせステーキ450g自体食べきれる自信がないのに、大盛にするわけがない。でもご飯少なめにすりゃよかったとちょい後悔した。

大きなスチールのフライパンで巨大なステーキを2枚ずつ焼き始める。焼き終わったステーキを皿に盛り、そのフライパンにモヤシを入れ蒸し焼きに、醬油ベースのタレをかけフライパンをあおる。ステーキにモヤシをデコレートし、刻みニンニクと唐辛子醤油を添えて完成だ。

「お待ちどうさまです」

店主は実に感じがよく、また仕事が丁寧だ。

面前のステーキはド迫力の絵姿だ。卓上のワサビと粒マスタードを添える。いよいよステーキにナイフを投入しかぶりつく。

「旨い!」

脂身の少ない赤身はいい歯ごたえ。

刻みニンニクを添えるとまた旨い。

次にワサビ、これもいい。

そしてマスタードはまずまずだ。

なんといっても醤油ベースの潔い味わいがいい。他店は砂糖などを添加してソースを台無しにしているところが多いけど、これは牛本来の美味しさを損なわない。

途中でアゴの筋肉が疲れてくるので、顔の筋肉をほぐしながら食べ続けた。こんなに肉を食らったのは久しぶり。もうお腹いっぱい、今日の晩飯はいらないな。

しかしこの巨大なステーキを提供して1600円とは恐れ入る。頭が下がります。

〈店舗データ〉

【住所】東京都江戸川区松島3-34-13

【営業】11時30分~14時(売切れ次第終了) 18時~22時(売切れ次第終了)

【休日】日

【アクセス】JR総武線「新小岩駅」南口から徒歩14分


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