ちょっと前に新宿「世界堂」の6階ギャラリーで、日本を代表する出版美術で活躍するグループ展「JPAL展」が開催され、お邪魔した。
友人の墨絵侍こと涌井陽一さんも参加されていて、彼独特な紙面を切り裂くような迫力の墨絵を堪能した。
その帰り新宿二丁目にある「元祖札幌や」へ赴く。5年ぶりかな。
店内はカウンター4人に、4人テーブル4席だ。
塩も醤油もいいが、この日は「味噌バター」に「餃子」をオーダー、1310円だ。
味噌スープは何かが突出したものはなく、穏やかに旨い。バターがその穏やかな味わいにコクと風味をプラスしてぐっと美味しさを際立たせてくれる。しみじみ旨い。
麺は中細のストレート、札幌ラーメンらしくやや硬質でパツんとした喉越しが実にいい。
焼豚もほどよく下味が入っていいね。
餃子はカリっとシットリ。これも突出したものはないけど、飽きのこない味わいだ。
客層はサラリーマンと地元のご隠居。また土地柄、仕事帰りのトランスジェンダーのカップルが目立つ。
ご主人も、フロアーのお姉さんも感じがよく、いつでもほっとさせられる心地よいラーメン屋だ。
〈店舗データ〉
【住所】東京都新宿区新宿2-18-10 電話03-3350-6700
【営業】11時〜14時30分 17時〜翌2時30分
【休日】日・祝
【アクセス】地下鉄各線「新宿三丁目駅」C8出口から徒歩2分