学芸大学「すぱいす暮らし」体を芯から元気にさせてくれるインドカレー


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東急東横線「学芸大学駅」東口から徒歩2分。

この店のオーナーと知り合って6、7年になるだろうか。インド料理好きな彼女は会社勤めのかたわら、数ヶ月に1回の割合で、いろいろなスペースを借りてインド料理のイベントを精力的に催していた。初期の頃は雀荘を借りていたこともあったね。彼女がこしらえる様々なインド料理、カレーはバラエティーに富んでいて、集まるファンを魅了し続けていた。まわりの友人たちは彼女のことを「カレー子ちゃん」とニックネームで呼ぶほどだった。

やがて土日を使って、バーを間借りしてインドカレーのコース料理を提供し始めた。

「スパイス料理を作ることが自分に合ってるんだって気づいたの」

果たして会社を退職して、店づくりに奔走。満を辞して、この「すぱいす暮らし」を2016年4月27日にオープンさせた。

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店内はシックにしてモダン、木彫のカウンターテーブルは幅が広く、ゆったりとくつろげるスペース。

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開店したばかりなのでランチのみ営業で、今日は「チキンカレー」と「ポークカレー」の2種類。僕は「チキンカレー」をいただいた。ご覧のものがそれ。

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ご飯は日本米とジャスミン米、15穀をブレンドし、軽くスパイスを入れて炊いたものだ。

骨付き鶏肉はたっぷりで実に柔らか、パウダースパイスの他、スタータースパイスにシナモンやクローブなどが使われている。どのスパイスも突出することなくバランス良く、塩加減は控えめで、仄かな酸味と軽やかな旨味に彩られた、体を芯から元気にさせてくれるような逸品。実に美味。カレーの傍らには自家製のぬか漬けのみじん切りと、コリアンターリーフがあしらわれている。またボリュームもたっぷりで食べごたえがある。

「慣れてきたら夜も営業して、いろいろなスパイス料理を出すつもりなんです」

とのこと。

食後にいただいた「ラッシー」にはちょっとクミンパウダーが散らしてあり、甘味がほとんどなく、ほぼ粘性のあるヨーグルトそのもの。甘ったるいラッシーより僕はこの方が好きだ。

学大に用があったらぜひ「すぱいす暮らし」で、渾身のカレーを食べてもらいたい。

【店舗データ】

店名/すぱいす暮らし

住所/目黒区鷹番2-20-14

営業/11時30分~15時 18時~21時(夜の営業は現在未定)

定休日/火曜日


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