大山「焼鳥彦」移転オープンから初めての訪問。ここは何を食べても抜群で、なおかつコスパ最高。


大山駅南口の再開発事業に伴い道路拡張が施行される。その対象地区が「ハッピーロード商店街」で、その横丁にあった人気店「焼鳥彦」は移転を余儀なくされ、「遊座大山商店街」へ移り2020年9月にオープンとなった。

かつてボクは大山の住人で、出来立てホヤホヤの頃から通っていた店だった。だけど移転直後コロナ渦に見舞われてしまい、オープンから初めての訪問となった。

大山駅東口を出ると、キラビヤカな屋台が目に留まる。どうやら焼き菓子の専門店で、帰りに寄ることにした。

「彦」の暖簾をくぐるとほぼ満席。相変わらずの人気でホッとした。テーブル席にとりあえず座り、しばらくしてカウンターが空いたので移動した。

「久しぶり」

「座敷なくなったんだな」

「この感じが理想でさ、前は奥に座敷があって注文や料理運ぶのに不便だったけど、今はテーブル席が見渡せるので、仕事がやりやすいんだよね」

なるほど。ツレと麦焼酎のお湯割りで乾杯。まずはモモ肉。

「やっぱ旨いな~」

名物の鶏皮、じっくり焼いた表面は香ばしく、甘味のないタレが素晴らしい。

茄子焼きも熱々で旨い。

ニンニク焼き。一般の店では異国産を使っているけど、ここは高価な青森産を使用している。実にホクホクだ。

そしてペコロス。

じっくり焼いたウズラの玉子はボクの大好物。

熱燗二号に切り替えて、レバー。焼き加減が抜群で、ネットリとして旨い。

ジャガバターは食べやすいサイズでこれもいい。

「改めて食べたけど、やっぱここ美味しいし安いよね」

とツレの感想。ちゃんとしたものを使いながら廉価で提供しているし、また店主森田の腕も確かだ。奥さん、従業員も明るくアットホーム。人気店なのも頷けるな。この日は2軒目だったので、さほど飲み食いできなかったけど、2人で3700円はホントに安い。

「ごちそうさん」

「ほいじゃね」

帰りキラビヤかな屋台で、レモンタルトなどを購入した。

〈店舗データ〉

【住所】東京都板橋区大山東町25-17 電話03-6754-4151

【営業】17時~24時

【休日】日・祝

【アクセス】東武東上線「大山駅」北口から徒歩5分 都営地下鉄三田線「板橋区役所前」A3出口から徒歩5分


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