十条の「玉屋」の「ラーメンカレーセット」が恋しくなり訪れるも、緊急事態宣言で休業。仕方なくラーメン「流。」を訪れるが8人ばかりの行列。スルーして中華「天津」へ。その途中「鶏八朗」を発見。
「あれ~、この店気づかなかったな…」
すでに2人客が並んでいてその後につく。店頭のラーメンの写真を見ると、どうも二郎っぽい絵姿。
「鶏で二郎ね…どんなラーメンだろう…」
券売機でお勧めの「とり朗ふつう」700円を購入。カウンター6席、40半ばのご主人1人で切り盛り。
奥に製麺機があり、麺は自家製のようだ。
「ニンニク、魚粉、七味でお願いします」
これ、店のお勧めのトッピングのようだ。
まずは厚みのある蒸し鶏をフライパンでソテー、頃合いをみて麺茹でを。湯がいて野菜を乗せて出来上がり。
皮目がしっかりローストされた鶏肉にタップリの野菜。トッピングはセルフで、卓上にニンニク、魚粉、七味が用意され、好みの分量を駆けるシステム。
まずはスープを一口。
「旨いね~」
やや尖った塩気がたまらない。
そこにニンニク、魚粉、七味を乗せ再びスープをすする。これ相性ピッタリ。
いつまで経っても伸びないやや硬質な中細のストレート麺、これも旨い。
クリスピーな皮の食感が心地よく、身はジューシーで柔らかだ。
シャキシャキの野菜もいいね。
姿かたちは二郎ぽっいけどまるで別物だ。これで700円は頑張っているな、久しぶりのヒット。
「美味しかったです。ご馳走様」
「ありがとうございます。嬉しいです」
と店主。表に出ると行列。人気店なのがよくわかるな。
〈店舗データ〉
【住所】東京都北区十条1-19-7
【営業】11時30分〜14時 18時〜21時 土・祝11時30分〜14時
【休日】木・日
【アクセス】埼京線十条駅南口から徒歩2分